あいHD Research Memo(1):セキュリティ機器と米国での個人向けカッティングマシンが2本柱
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
あい ホールディングス<3076>は傘下に(株)ドッドウエル ビー・エム・エス、グラフテック(株)など25の事業会社を持つ純粋持株会社。これらの会社が主に7つの事業を展開し、現在はセキュリティ事業と米国での情報機器事業が利益成長のエンジンとなっている。今後は、買収により強化されたカード機器事業やラベルプリンタ事業も新たな成長エンジンとなりそうだ。
2016年6月期第2四半期(2015年7月−12月)決算は、売上高24,466百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益3,973百万円(同21.8%増)、経常利益4,121百万円(同3.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,873百万円(同2.3%減)となった。主力のセキュリティ機器と情報機器が好調であったことから営業利益は大幅増益となったが、経常利益以下は、前年同期に計上した負ののれんがなくなったことから営業外収益の持分法による投資利益が大幅に減少しわずかながら減益となった。
進行中の2016年6月期業績は、売上高52,000百万円(前期比25.8%増)、営業利益8,300百万円(同16.6%増)、経常利益8,600百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,700百万円(同2.4%増)と予想されている。上半期の実績や主要製品の状況から見て十分達成可能な予想と思われる。
すべての事業部門が利益を計上しているが、現在の成長エンジンはセキュリティ機器と米国での個人向けカッティングマシンが2本柱。さらに今期からは、新たに買収により強化を図ったカード機器事業や新規事業としてラベルプリンタが本格的に業績に寄与する見込みであったが、立ち上がりはやや遅れている。しかし来期以降は本格的に立ち上がる見込みであり、今後数年間は安定した既存事業に加えこれら4つの成長エンジンによって利益成長が続く可能性が高い。また、配当性向30%を掲げていることから、今後の業績(利益)によっては更なる増配の可能性もありそうだ。
■Check Point
・買収したNBS Technologies Inc.が加わり売上高は高い伸び率となった
・16/6月期は売上高520億円、営業利益83億円を見込む
・カッター&エンボス機能の「curio」、スタンプ専用の「mint」を順次投入
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
2016年6月期第2四半期(2015年7月−12月)決算は、売上高24,466百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益3,973百万円(同21.8%増)、経常利益4,121百万円(同3.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,873百万円(同2.3%減)となった。主力のセキュリティ機器と情報機器が好調であったことから営業利益は大幅増益となったが、経常利益以下は、前年同期に計上した負ののれんがなくなったことから営業外収益の持分法による投資利益が大幅に減少しわずかながら減益となった。
進行中の2016年6月期業績は、売上高52,000百万円(前期比25.8%増)、営業利益8,300百万円(同16.6%増)、経常利益8,600百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,700百万円(同2.4%増)と予想されている。上半期の実績や主要製品の状況から見て十分達成可能な予想と思われる。
すべての事業部門が利益を計上しているが、現在の成長エンジンはセキュリティ機器と米国での個人向けカッティングマシンが2本柱。さらに今期からは、新たに買収により強化を図ったカード機器事業や新規事業としてラベルプリンタが本格的に業績に寄与する見込みであったが、立ち上がりはやや遅れている。しかし来期以降は本格的に立ち上がる見込みであり、今後数年間は安定した既存事業に加えこれら4つの成長エンジンによって利益成長が続く可能性が高い。また、配当性向30%を掲げていることから、今後の業績(利益)によっては更なる増配の可能性もありそうだ。
■Check Point
・買収したNBS Technologies Inc.が加わり売上高は高い伸び率となった
・16/6月期は売上高520億円、営業利益83億円を見込む
・カッター&エンボス機能の「curio」、スタンプ専用の「mint」を順次投入
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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