TOKAI Research Memo(2):営業利益はガス事業の収益改善を主因として計画を6億円程度上回る
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1) 2016年3月期第3四半期累計の業績概要
1月29日付で発表されたTOKAIホールディングス<3167>の2016年3月期第3四半期累計(2015年4月−12月期)の連結業績は、売上高で前年同期比4.3%減の130,103百万円、営業利益で同17.7%減の4,006百万円、経常利益で同13.2%減の3,921百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同23.3%減の1,395百万円となった。
売上高は光コラボの顧客増加による収入増37億円や、アクア事業の顧客増加に伴う収入増4億円があったものの、ガス原料価格の値下がりに伴う価格改定を実施したことで82億円の減収要因となり、グループ全体では前年同期比59億円の減収となった。一方、営業利益は光コラボの新規顧客獲得等による販促費用増24億円があったものの、LPガスやその他事業の収益改善により、全体で9億円の減益にとどまった。期初計画比でみれば、売上高はガスの価格改定の影響で計画を下回る進捗となっているが、営業利益はガス事業の収益改善を主因として、計画を6億円程度上回っている。
グループのサービス加入件数については12月末で2,553千件となり、前年同期比13千件増、前四半期比でも10千件増と順調に拡大した。また、顧客の囲い込みとクロスセルの促進を目的とした「TLC会員サービス」についても464千件となり、前年同期比86千件増、前四半期比でも26千件増と着実に増加している。なお、サービス加入者のうち、複数サービスを契約する加入者の比率は約7%と横ばい水準であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1) 2016年3月期第3四半期累計の業績概要
1月29日付で発表されたTOKAIホールディングス<3167>の2016年3月期第3四半期累計(2015年4月−12月期)の連結業績は、売上高で前年同期比4.3%減の130,103百万円、営業利益で同17.7%減の4,006百万円、経常利益で同13.2%減の3,921百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同23.3%減の1,395百万円となった。
売上高は光コラボの顧客増加による収入増37億円や、アクア事業の顧客増加に伴う収入増4億円があったものの、ガス原料価格の値下がりに伴う価格改定を実施したことで82億円の減収要因となり、グループ全体では前年同期比59億円の減収となった。一方、営業利益は光コラボの新規顧客獲得等による販促費用増24億円があったものの、LPガスやその他事業の収益改善により、全体で9億円の減益にとどまった。期初計画比でみれば、売上高はガスの価格改定の影響で計画を下回る進捗となっているが、営業利益はガス事業の収益改善を主因として、計画を6億円程度上回っている。
グループのサービス加入件数については12月末で2,553千件となり、前年同期比13千件増、前四半期比でも10千件増と順調に拡大した。また、顧客の囲い込みとクロスセルの促進を目的とした「TLC会員サービス」についても464千件となり、前年同期比86千件増、前四半期比でも26千件増と着実に増加している。なお、サービス加入者のうち、複数サービスを契約する加入者の比率は約7%と横ばい水準であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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