TOKAI Research Memo(8):有利子負債の削減などで自己資本比率は30%前後まで上昇する見通し
[16/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(5)財務状況
TOKAIホールディングス<3167>の2015年12月末の総資産は前期末比1,201百万円減少の164,500百万円となった。主な増減要因を見ると、仕掛品や現預金の増加により流動資産が2,170百万円増加したが、減価償却費等により有形固定資産が2,791百万円減少したほか、のれんが1,317百万円減少するなどで、固定資産が3,366百万円減少した。
一方、負債合計は前期末比6百万円減少の122,228百万円となった。転換社債型新株予約権付社債10,000百万円の発行、及び借入金の減少により有利子負債は6,425百万円増加したが、未払い法人税等で1,904百万円、その他流動負債で2,448百万円それぞれ減少した。
純資産合計は前期末比1,195百万円減少の42,272百万円となった。四半期純利益1,395百万円を計上したが、配当金支払いで1,389百万円、自己株式の取得で1,059百万円減少した。
中期計画の折り返し地点である2Q末において、中計最終年度に目標値である自己資本比率28.6%、有利子負債647億円を達成できる見通しだ。
なお、転換社債型新株予約権付社債の転換価格は585円。今後、株価が上昇し株式への転換が100%進んだとすれば、12月末で25.1%の水準だった自己資本比率が2017年3月期には30%台半ばまで上昇することとなる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
(5)財務状況
TOKAIホールディングス<3167>の2015年12月末の総資産は前期末比1,201百万円減少の164,500百万円となった。主な増減要因を見ると、仕掛品や現預金の増加により流動資産が2,170百万円増加したが、減価償却費等により有形固定資産が2,791百万円減少したほか、のれんが1,317百万円減少するなどで、固定資産が3,366百万円減少した。
一方、負債合計は前期末比6百万円減少の122,228百万円となった。転換社債型新株予約権付社債10,000百万円の発行、及び借入金の減少により有利子負債は6,425百万円増加したが、未払い法人税等で1,904百万円、その他流動負債で2,448百万円それぞれ減少した。
純資産合計は前期末比1,195百万円減少の42,272百万円となった。四半期純利益1,395百万円を計上したが、配当金支払いで1,389百万円、自己株式の取得で1,059百万円減少した。
中期計画の折り返し地点である2Q末において、中計最終年度に目標値である自己資本比率28.6%、有利子負債647億円を達成できる見通しだ。
なお、転換社債型新株予約権付社債の転換価格は585円。今後、株価が上昇し株式への転換が100%進んだとすれば、12月末で25.1%の水準だった自己資本比率が2017年3月期には30%台半ばまで上昇することとなる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>









SEO関連




