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イグニス<3689>---「ぼくとドラゴン」が好調に推移、新たな成長ステージへ

注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月30日放送において、イグニス<3689>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Qこちらはどんな会社でしょうか?

スマートフォン向けネイティブアプリの企画・開発・運営・販売を手掛けています。
主に広告収入による「無料ネイティブアプリ」と、課金収入による「ネイティブソーシャルゲーム」の2 ジャンルを事業の柱とし、ゲーム及び非ゲームの領域で独自のポジショニングを確立しています。
業績が一旦後退する局面を経験したが、ネイティブソーシャルゲームが順調に立ち上がり「ぼくとドラゴン」が足元で好調に推移しており、イグニスは新たな成長ステージを迎えています。


Q事業内容の詳細について教えてください。

「次のあたりまえを創る。何度でも」をビジョンに掲げ、日常的に利用する様々なアプリを高品質で提供し、ダウンロード数の拡大が成長をけん引してきています。また、これまでの小規模アプリ中心から、コミュニケーション領域などライフタイムの長い中・大規模アプリへ、開発リソースをシフトすることによる収益構造改革に取り組んでいます。その中で、「ぼくとドラゴン」の順調な立ち上がりにより「ネイティブソーシャルゲーム」が大きく伸長し、前期は約17%であった、売上高が約68.3% を占めるに至りました。
一方、これまでの収益基盤を支えてきた「無料ネイティブアプリ」については、収益貢献までに時間のかかる中・大規模アプリに注力していることなどから構成比が約30.0% (2014 年9 月期は約70.4%) に大きく低下しました。これは収益構造改革を進めるに当たっての一時的な現象と見るのが妥当です。


Q,足元の業績・通期業績については如何でしょうか?

2016年9月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比415.4%増の26.10億円、営業利益が8.44億円、四半期純利益が8.94億円と黒字に転じています。
無料ネイティブアプリでは、web版「with」を中心に中規模・大規模サービスのユーザー積み上げに注力していますが、中規模・大規模サービスの多くが収益化を開始していないため、売上高は前年同期比で大幅に減少した。一方、ネイティブソーシャルゲームは、前期にリリースした「ぼくとドラゴン」が引き続き順調に推移しており、売上高は大幅に増加しました。

2016年9月期通期については、売上高が前期比94.3%増の47.00億円、営業利益が10.00億円、当期純利益が9.00億円としており、16年4月25日に上方修正した計画を据え置いています。なお、通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は84.4%となります。


Q中期経営計画に関しても教えてください。

これまでのステージをノウハウの蓄積のための期間と位置付けており、本格的な成長はこれからと考えており、これまで積み上げてきた事業基盤及びノウハウを生かし、成長の原動力となってきた市場創造力をさらに進化させることで、海外展開を含めた事業拡大を図る方針である。特に市場の大きなゲーム領域及びコミュニケーション領域を今後の注力分野として取り組んでいます。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送



<SF>

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