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サイバネット Research Memo(4):CAE専門会社として世界の主要ベンダー10社以上との深い関係を構築

注目トピックス 日本株
■同社の強み、競合と事業リスク

サイバネットシステム<4312>の強みは、1)世界的に実績のあるソフトウェア開発ベンダー10社以上、50種類以上の多彩なソフトウェアを提供する体制を整えていること、2)CAE専門会社として30年以上の事業経験があり、ノウハウ、技術力を蓄積していること、3)特定の業種、顧客に依存しない広範、多彩なカスタマーベース(約2,000の各種企業、500の教育機関、国立研究機関)を保有する、などを挙げることができる。さらに、同社が抱えるユーザーニーズを集約し、ものづくり大国である日本のニーズとして開発ベンダーへフィードバックすることで、ベンダー企業との信頼関係を構築することに成功していることも、代理店ビジネスにおいて他社との差別化要因になっていると考えられる。

ちなみに、上場企業でCAEを取り扱っている企業は、アルゴグラフィックス<7595>、電通国際情報サービス(ISID)<4812>、図研<6947>、イノテック<9880>、構造計画研究所<4748>などあるが、幅広い分野のCAEのソフトウェアを取り扱っている企業は同社のみである。

競合企業は、同じ機能を持つCAEソフトウェアを取扱う開発ベンダーの日本法人若しくはその販売代理店。具体的にはMCAEの「ANSYS」の競合品は仏ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes S.A.)の「SIMULIA(Abaqus)」、米MSCソフトウェアの「Nastran」などがあり、それぞれの日本現地法人と、「SIMULIA」の販売代理店としてアルゴグラフィックス。また、光学設計の「LightTools」の競合品は、仏OPTISの「SPEOS」で、日本現地法人が直販する。さらに、EDA関連では、図研や、Cadenceの「OrCAD」(2016年3月末まで日本現地法人による直販。2016年4月1日よりイノテックに販売・サポート業務を移管)などが競合製品である。

事業リスクは、ソフトウェア商品が売上高の約7割を占め依存度が高いため、開発ベンダーとの販売代理店契約。「ANSYS」「CODE V」「LightTools」などの主力商品を開発元から直接仕入れており、その開発元との販売代理店契約は原則として、非独占かつ年単位で更新されることになっている。開発元の変化、すなわちM&Aや経営者の交代による販売戦略の変更により、開発元自身が販売を開始する場合や、他社と販売代理店契約を締結する場合などには、業績に大きな影響を与える可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )



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