TOKAI Research Memo(7):おおむね達成を見込む現行の中計経営計画
[16/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■今後の見通し
(3)「Innovation Plan 2016“Growing”」の振り返り
2017年3月期を最終年度とする中期経営計画(3ヶ年計画)「Innovation Plan2016“Growing”」で、TOKAIホールディングス<3167>は基本方針として「顧客件数の積み上げによる増収と収益性の向上」「財務体質改善の継続」「継続的かつ安定的な株主還元の実施」の3つを掲げ、業績の拡大と財務体質の改善に取り組んできた。
最終年度となる2017年3月期の経営目標値としては、グループ顧客件数273万件、売上高2,095億円、営業利益126億円、有利子負債残高647億円、自己資本比率28.6%の水準を掲げていた。直近の会社計画では、顧客件数及び売上高が当初目標をやや下回るが、これはガス原料価格の大幅下落や光コラボサービスの開始による競争激化、宅配水市場の成熟化など、中期経営計画策定時と市場環境が大きく変わったことが要因となっている。ただ、利益面では計画を達成するほか、財務体質の改善については計画以上に進んでおり、中期計画における目標はおおむね達成できたと評価される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SF>
(3)「Innovation Plan 2016“Growing”」の振り返り
2017年3月期を最終年度とする中期経営計画(3ヶ年計画)「Innovation Plan2016“Growing”」で、TOKAIホールディングス<3167>は基本方針として「顧客件数の積み上げによる増収と収益性の向上」「財務体質改善の継続」「継続的かつ安定的な株主還元の実施」の3つを掲げ、業績の拡大と財務体質の改善に取り組んできた。
最終年度となる2017年3月期の経営目標値としては、グループ顧客件数273万件、売上高2,095億円、営業利益126億円、有利子負債残高647億円、自己資本比率28.6%の水準を掲げていた。直近の会社計画では、顧客件数及び売上高が当初目標をやや下回るが、これはガス原料価格の大幅下落や光コラボサービスの開始による競争激化、宅配水市場の成熟化など、中期経営計画策定時と市場環境が大きく変わったことが要因となっている。ただ、利益面では計画を達成するほか、財務体質の改善については計画以上に進んでおり、中期計画における目標はおおむね達成できたと評価される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SF>









SEO関連




