ラクオリア創薬 Research Memo(12):株主価値の向上と資金調達による経営安定化の両立を目指す
[17/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■資金調達について
黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持するとしている。また、資金調達に対する同社の基本的なスタンスも従来から変更はない。
同社は今後の資金調達について、運転資金については事業収益からの資金収入と事業費用圧縮による調達を最優先にするとしている。株主・市場からの調達を行う場合には、株主・市場からの理解が得られ、株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を行うことを基本方針としている。
弊社では、同社のこの資金調達に対する姿勢は評価できると考えている。前述のようにロイヤルティ収入などの安定収入のめどが立ったことで、実現可能性の観点からも説得力があると考えている。同社は国内外でのIR活動を積極化しており、国内では定期的に機関投資家及び個人投資家との対話を持っているほか、海外についても米国、香港、シンガポールでの機関投資家訪問を行った。このような地道なIR活動は、資金調達に際してもプラスの効果をもたらすものと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<NB>
黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持するとしている。また、資金調達に対する同社の基本的なスタンスも従来から変更はない。
同社は今後の資金調達について、運転資金については事業収益からの資金収入と事業費用圧縮による調達を最優先にするとしている。株主・市場からの調達を行う場合には、株主・市場からの理解が得られ、株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を行うことを基本方針としている。
弊社では、同社のこの資金調達に対する姿勢は評価できると考えている。前述のようにロイヤルティ収入などの安定収入のめどが立ったことで、実現可能性の観点からも説得力があると考えている。同社は国内外でのIR活動を積極化しており、国内では定期的に機関投資家及び個人投資家との対話を持っているほか、海外についても米国、香港、シンガポールでの機関投資家訪問を行った。このような地道なIR活動は、資金調達に際してもプラスの効果をもたらすものと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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