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RIZAPーG Research Memo(9):ボディメイクの急拡大期を再現

注目トピックス 日本株
■RIZAPグループ<2928>の中長期の成長戦略と進捗状況

3. RIZAP GOLFの進捗状況
RIZAP関連の各新規事業の中で、現在最も勢いがあるのがRIZAP GOLFブランドで展開するゴルフ事業だ。

今春から石川遼(いしかわりょう)プロと契約してCMに起用したことをきっかけに、入会希望者が大きく加速した状況となっている。店舗数は2017年3月末で12店となっており、2018年3月末までには25店舗に増設する計画だ。

同社によれば足元の問い合わせ件数、成約率といった各KPIは、RIZAPボディメイク事業が急成長を遂げたとき(具体的には、店舗数が50店舗にまで拡大する過程)と同様の状況にあるということだ。これに対する同社の取り組むべき課題もまたボディメイクと同様に、トレーナーの確保が最重要課題として浮上してきている。

トレーナーの獲得のために同社は、自社によるトーナメントの開催に乗り出した。これはプロ、アマ両方を対象としたもので、この出場者の中から優秀なトレーナーを採用しようというものだ。7月21日の第1回を皮切りに半年間で30の大会開催を予定している。これまでの実績では、1開催当たり平均して5人のトレーナー採用という実績となっている。30回の開催で150人〜200人のトレーナー採用を目標としており、既存トレーナーと合わせて200〜250名体制の早期構築を目指している。

弊社では、自社トーナメント開催はトレーナー1人当たりの採用コストの観点でも非常に有効な施策だと評価している。採用が順調に進んで200人体制となれば、25店舗体制は充分に実現でき、同社が当面の目標とする年商50億円の実現に向けた体制が十分整うとみている。問題はそのタイミングであるが、弊社では12月までにはほぼ体制がそろうのではないかとみている。

RIZAP GOLFの収益については、同社自身が2018年3月期中の黒字転換の見通しを表明している。この点でも過去のRIZAPボディメイク事業と同様のパターンを歩んでいるとみられる。同社はかねてより、RIZAP GOLFでボディメイク事業の成功を再現できるとしてきたが、懐疑的な見方をする向きもあった。今期において需要に応じた店舗数の急拡大と黒字化を達成できれば、途中経過とはいえボディメイク事業がたどった軌跡をRIZAP GOLFも歩んでいることの証明とすることができるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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