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テイン<7217>は、自動車向けサスペンションの専門メーカー。アフターマーケットが中心。企画・開発から製造、販売までの一貫体制に強みを発揮、米国や英国、中国、タイなどに販売拠点を置く。海外売上高比率は43％と増加傾向。

足元の業績では、2018年3月期第2四半期決算は売上高が前年同期比5.3％増の21.67億円、営業利益が同17.6％増の2.25億円、経常利益が同122.9％増の2.51億円、四半期純利益が同142.9％増の1.72億円で着地。

主力製品、新製品ともに国内外で堅調に推移、また、地域特性に適した多種多様な販売戦略も売上に貢献した。また、利益面では為替動向の影響もあり大幅な増益となっている。

2018 年3月期通期に関しては、売上高が前期比13.3％増の45.56億円、営業利益が同23.9％増の4.11億円、経常利益が同34.6％増の4.28億円、当期純利益が同53.5％増の2.99億円と期初の予想を据え置いている。

今後、自動車の動力は環境問題を背景に大きく変化していく中で、サスペンションの市場はさらに重要度を増すと予想される。同社は、企画・開発から製造、販売までの一貫体制の強みを活かし、市場のニーズに適した商品で、国内外ともにシェアの拡大を図るとしている。



＜TN＞