メディシノバ Research Memo(7):事業活動資金は米NASDAQ市場で調達
[17/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通しと財務状況について
2. 財務状況
2017年9月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比294千ドル増加の40,107千ドルとなった。主な変動要因は、現預金が417千ドル増加し、有形固定資産が21千ドル減少した。一方、負債合計は前期末比106千ドル増加の5,387千ドルとなった。買掛債務が65千ドル減少し、未払債務が172千ドル増加した。また、株主資本合計は前期末比187千ドル増加の34,719千ドルとなった。当社株主に帰属する四半期純損失9,560千ドルを計上した一方で、米NASDAQ市場で普通株式を発行し多ことに伴い、払込剰余金が9,745千ドル増加したことが要因だ。
メディシノバ<4875>は創業来、開発フェーズにあるため損失が続いているが有利子負債はなく、事業資金は米NASDAQ市場において新株予約権や普通株式を発行することで調達している。日本と比較して米国市場ではエクイティファイナンスの申請・審査手続きが簡便なほか、必要な際に迅速に調達を行う制度が確立されているためだ。同社は米NASDAQ市場で合計1億ドルのエクイティファイナンス(公募やワラントなど)の発行登録枠を設けており、同制度を使って各種エクイティファイナンスを行うことで事業資金を調達している。2017年9月末時点の現預金は24,535千ドルと2年程度の事業資金は確保しているものの、今後も開発の進捗状況に応じてエクイティファイナンスを実施し、資金調達を行っていくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2. 財務状況
2017年9月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比294千ドル増加の40,107千ドルとなった。主な変動要因は、現預金が417千ドル増加し、有形固定資産が21千ドル減少した。一方、負債合計は前期末比106千ドル増加の5,387千ドルとなった。買掛債務が65千ドル減少し、未払債務が172千ドル増加した。また、株主資本合計は前期末比187千ドル増加の34,719千ドルとなった。当社株主に帰属する四半期純損失9,560千ドルを計上した一方で、米NASDAQ市場で普通株式を発行し多ことに伴い、払込剰余金が9,745千ドル増加したことが要因だ。
メディシノバ<4875>は創業来、開発フェーズにあるため損失が続いているが有利子負債はなく、事業資金は米NASDAQ市場において新株予約権や普通株式を発行することで調達している。日本と比較して米国市場ではエクイティファイナンスの申請・審査手続きが簡便なほか、必要な際に迅速に調達を行う制度が確立されているためだ。同社は米NASDAQ市場で合計1億ドルのエクイティファイナンス(公募やワラントなど)の発行登録枠を設けており、同制度を使って各種エクイティファイナンスを行うことで事業資金を調達している。2017年9月末時点の現預金は24,535千ドルと2年程度の事業資金は確保しているものの、今後も開発の進捗状況に応じてエクイティファイナンスを実施し、資金調達を行っていくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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