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アンジェス Research Memo(6):開発費用が先行し、期間業績は損失が続く見通し

注目トピックス 日本株
■業績動向

2. 2017年12月期以降の業績見通し
アンジェス<4563>の2017年12月期の業績は、事業収益で360百万円、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失はいずれも3,400百万円と期初計画を据え置いている。事業収益については「ナグラザイム」の売上見込みだけを計画に入れており、第2四半期まではほぼ計画どおりに推移している。一方、費用面ではNF-κBデコイオリゴ(アトピー性皮膚炎治療薬)の臨床試験関連費用がなくなることを主因に、研究開発費が前期の4,188百万円から2,700〜2,800百万円まで減少する見込みとなっており、営業損失額もほぼ同額分が縮小する計画となっている。

2018年12月期は、国内で重症虚血肢を対象疾患としたHGF遺伝子治療薬の「条件及び期限付承認」が下りれば、マイルストーン収入や製品売上の計上が見込まれるが、金額的には研究開発費を中心とした事業費用よりも小さくなるため、営業損失が続く可能性が高いと弊社では見ている。2019年以降は椎間板性腰痛症を対象疾患としたNF−κBデコイオリゴや高血圧DNAワクチンの開発が順調に進めば、ライセンス契約またはライセンスアウトできる可能性があり、その金額次第では黒字化する可能性もある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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