三井化学 Research Memo(2):総合化学企業として幅広い製品ラインナップを誇る
[17/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業の概要
1. 全体像
三井化学<4183>は東洋高圧工業(株)に始まる石炭化学の流れと、三井石油化学工業に始まる石油化学の流れとを併せ持つ総合化学企業だ。“化学産業”というのは化学というプロセスに基づいた分類であり、化学プロセスから生み出される製品は川上の合成樹脂から川下の医薬品や化粧品、衣料品原料など極めて広範囲にわたっている。同社自身も川上から川下まで幅広い製品ラインナップを有している。同社は時代やユーザーの変化などに対応して事業セグメントを何度か変更してきたが、2017年3月期からは新たに、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージング、基盤素材の4セグメントで事業を展開している。このセグメント分類は市場に視点を置いたものとなっている。市場が同じ、もしくは近縁のものを統括して事業を展開したほうがシナジーの追求につながるとの判断が働いたと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<MH>
1. 全体像
三井化学<4183>は東洋高圧工業(株)に始まる石炭化学の流れと、三井石油化学工業に始まる石油化学の流れとを併せ持つ総合化学企業だ。“化学産業”というのは化学というプロセスに基づいた分類であり、化学プロセスから生み出される製品は川上の合成樹脂から川下の医薬品や化粧品、衣料品原料など極めて広範囲にわたっている。同社自身も川上から川下まで幅広い製品ラインナップを有している。同社は時代やユーザーの変化などに対応して事業セグメントを何度か変更してきたが、2017年3月期からは新たに、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージング、基盤素材の4セグメントで事業を展開している。このセグメント分類は市場に視点を置いたものとなっている。市場が同じ、もしくは近縁のものを統括して事業を展開したほうがシナジーの追求につながるとの判断が働いたと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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