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ラクオリア創薬 Research Memo(9):消化器領域、疼痛領域で6つの導出候補プログラムを展開

注目トピックス 日本株
■導出候補プログラムの進捗状況

1. 導出候補プログラムの概況
ラクオリア創薬<4579>は2018年6月時点において、消化器領域で5プログラム、疼痛領域で1プログラムの、合計6つの導出候補プログラムを有している。

これらのうち、P-CABについては日・米・欧の3大市場については導出候補プログラムという位置づけであるが、それ以外の地域についてはCJヘルスケアに導出済みであることは前述のとおり。日米欧の3大市場に関する最近の動向についても前述したとおりだ。

5-HT4部分作動薬と5-HT2B拮抗薬についても、P-CAB同様、中国を対象とした部分ではZTE Biotechとの合弁企業に導出する契約が結ばれており、導出済みプログラムと言える。しかし、その合弁企業では臨床開発を進めてグローバル市場への導出を目指すことが予定されているほか、日本市場を対象としては同社自身が導出活動を継続していく方針であるため、導出候補プログラムとなっている。


下痢型過敏性腸症候群(IBS)薬の5-HT2B拮抗薬は、ZTE BiotechとのJVに舞台を移して開発へ
2. 5-HT2B拮抗薬(RQ-00310941)の状況
5-HT2B(RQ-941)は消化管ホルモンの1つであるセロトニン(5-HT)受容体の一種であり、本化合物は5-HT2Bの活動を抑制することで薬効を実現するタイプのものである。内臓痛改善や消化管運動の正常化の効能が期待される。群馬大学との共同研究等により、排便異常を抑制しつつも正常な腸には過分な影響を与えないことが示されたことから、下痢型過敏性腸症候群(IBS)への適応を狙っている。この分野はニーズが強いため、良好な試験結果が得られれば導出、商品化の可能性は高いと同社は高い期待を抱いている。

同社は2015年7月にフェーズI臨床試験を英国でスタートし、2018年2月末までにレポート作成を含むすべての作業を完了した。フェーズI臨床試験では、1)安全性に問題は認められなかった、2)薬物動態は健康成人と潰瘍性大腸炎患者の間に差はなかった、3)潰瘍性大腸炎患者においてIBS様症状に対する有効性評価を行った結果、腹痛の程度、下痢の頻度等についてプラセボよりも高い改善が得られた、4)有効性評価の一つであるEmptied bowel assessment(排便後のすっきり感)では、Week 2において改善傾向(p=0.054)を得た。これらの知見から、RQ-941が潰瘍性大腸炎のIBS様症状及びIBSの治療薬として期待できる結果を得ることができた。今後の開発主体はZTE Biotechとの合弁企業へ移ることになり、そこを起点とした導出展開に期待が高まる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)



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