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冨士ダイス Research Memo(7):持続的成長に向け、業務効率化、国内市場の深耕、海外売上拡大を目指す(2)

注目トピックス 日本株
■中長期の成長戦略

3. 海外売上高の拡大
冨士ダイス<6167>はこれまで、多品種少量生産、受注生産直販システムを売り物として、国内での確固たる顧客基盤のもとで成長を享受してきたが、今後は海外子会社、輸出の両輪で売上拡大を目指す。2019年3期は前期比2.2%増の3,001百万円と、初めて3,000百万円の大台を突破、海外売上高比率は16.4%と0.1ポイント向上、2020年3月期は6.7%増の3,200百万円、輸出比率17.1%を目指す。なお、同社が得意としている超精密、耐摩耗性能を必要とする顧客は国内発注で実際は海外利用の事例も多く、実質的な海外売上比率は20%超程度あるとみられる。今後海外子会社での付加価値の高い製品群の製品強化、輸出の拡大、また海外販売網の強化で両輪での海外売上拡大を目指す。

4. 中期経営計画
同社は2019年3月期決算説明会において、2018年度をスタートとする中期経営計画「2018-2020」について、2020年度の数値目標を開示、2020年度に売上高190億円、経常利益率7.5%(経常利益14.3億円)、当期純利益10.4億円、ROE5.3%を打ち出した。この実現に向け、生産体制・品種の最適化を通じて成長力・収益力の強化を図り、従来の事業領域に加え、粉末冶金技術を駆使した新材料開発を強化し耐摩耗工具以外への進出、また超精密加工技術を用いて新産業分野を開拓し、海外事業も加速することを掲げている。

利益面では経常利益水準14.3億円は2018年度の期初会社計画であった2019年3月期予想経常利益の14.3億円と同額であり、物足りなさを感じるものの、昨今の米中摩擦を背景とした景気の不透明感を受けて、2020年3月期の伸び悩みを考慮した目標となっている。ある意味では、景気変動の波を最低限にとどめ、石橋を叩きつつ確実な成長を確保しようとする姿勢が見える。

実際には潜在的な成長力を持った新製品群が数多くあり、中期経営計画達成は新製品群の果実をいかに刈り取れるかにがカギとなるだろう。また2021年度以降については量的拡大を含め、1部上場企業としてグローバル展開を含め、安全・安心指向だけでなくジャンプアップのための新たな成長戦略も必要な時期となってくるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)



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