ピクスタ Research Memo(1):PIXTA事業の定額制販売へのシフトや、新規事業の収益拡大が順調に進捗
[19/09/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■要約
ピクスタ<3416>はデジタル素材(写真、イラスト、動画、音楽)のオンライン・マーケットプレイス運営企業。インターネット上でマーケットプレイス『PIXTA(ピクスタ)』を開設し、プロ・アマチュアのクリエイターから集めたスチル写真やイラスト、動画などのデジタル素材を、法人・個人向けに販売するサービスを提供している。
1. PIXTA事業、新規事業が全般に順調に拡大し、増収・大幅増益で着地
同社の2019年12月期第2四半期決算は売上高1,344百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益113百万円(同64.9%増)と増収増益で着地し、通期予想の達成に向けて順調な進捗となった。主力のPIXTA事業は、同社が進める定額制販売が順調に伸びたことが貢献して2019年12月期第2四半期の売上高は前年同期比12.2%増の1,233百万円となった。新規事業(出張撮影プラットフォーム『fotowa(フォトワ)』とスマートフォン写真マーケットプレイス『Snapmart(スナップマート)』等)も同81.1%増の67百万円と順調に伸びた。利益面では、人件費や広告宣伝費の増加があったものの、費用全体(売上原価と販管費)の伸びが同8.6%増と売上高の伸び(同11.8%増)以下に抑制された結果、営業利益は上記のとおり大幅増益となった。
2. 中長期の成長に向けては、PIXTAの深耕と新規事業の展開の2つの軸で臨む
中長期の成長戦略の骨格は従来から変更はない。すなわち、中核のPIXTAの深耕によるタテ展開と周辺・関連領域へのヨコ展開だ。PIXTAの深耕では従来から定額制販売の強化を軸に取り組んでおり、順調かつ強い伸びが続いている。今後はさらに料金メニューの充実や法人需要の掘り起こしなどに取り組み、成長持続を目指す方針だ。ヨコ展開はfotowaとSnapmartの新規2事業が当面の成長のけん引役と期待される。両事業ともフォトグラファーやクリエイター、コンテンツ数といった事業基盤が着実に拡大している。収益性の面でも単月ベースで利益が出る状況まで来ているが、より大きな飛躍のためには認知度向上や事業基盤拡充などの点で改善余地が残っており、目先の利益にとらわれることなく成長のための先行投資を継続する方針だ。
3. 2017年の先行投資の効果もあり、2019年から2020年にかけて収益拡大基調が続く
2019年12月期通期業績については売上高2,846百万円(前期比13.2%増)、営業利益200百万円(同81.1%増)を計画している。決して簡単な収益計画ではないが2019年12月期第2四半期の順調な進捗もあり、十分達成可能と弊社ではみている。なお、2020年12月期についても、引き続き増収増益の予想が示されると弊社ではみている。同社では2017年12月期からの2年間に大規模な成長投資を行い、2019年12月期からはその回収期かつ高成長軌道への回帰の時期という位置付けにある。一方で、PIXTA事業、新規事業ともに収益拡大のための成長投資案件が数多くあり、収益成長と投資のバランスが求められる状況が続く見通しだ。その結果としてどの程度の成長率を目標としてくるかが注目ポイントだが、弊社では利益ベースで30%〜50%の成長と成長投資の両立は十分可能だとみている。
■Key Points
・PIXTAではクリエイター育成やコンテンツ数拡大などの事業基盤の強化、定額制シフトの加速を目指す
・fotowaでは認知度の向上と、フォトグラファー拡充やプリントサービス導入などの事業基盤の拡充に取り組む
・Snapmartではマーケットプレイスとオンデマンドサービスの2つの収益モデルを生かして成長加速を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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ピクスタ<3416>はデジタル素材(写真、イラスト、動画、音楽)のオンライン・マーケットプレイス運営企業。インターネット上でマーケットプレイス『PIXTA(ピクスタ)』を開設し、プロ・アマチュアのクリエイターから集めたスチル写真やイラスト、動画などのデジタル素材を、法人・個人向けに販売するサービスを提供している。
1. PIXTA事業、新規事業が全般に順調に拡大し、増収・大幅増益で着地
同社の2019年12月期第2四半期決算は売上高1,344百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益113百万円(同64.9%増)と増収増益で着地し、通期予想の達成に向けて順調な進捗となった。主力のPIXTA事業は、同社が進める定額制販売が順調に伸びたことが貢献して2019年12月期第2四半期の売上高は前年同期比12.2%増の1,233百万円となった。新規事業(出張撮影プラットフォーム『fotowa(フォトワ)』とスマートフォン写真マーケットプレイス『Snapmart(スナップマート)』等)も同81.1%増の67百万円と順調に伸びた。利益面では、人件費や広告宣伝費の増加があったものの、費用全体(売上原価と販管費)の伸びが同8.6%増と売上高の伸び(同11.8%増)以下に抑制された結果、営業利益は上記のとおり大幅増益となった。
2. 中長期の成長に向けては、PIXTAの深耕と新規事業の展開の2つの軸で臨む
中長期の成長戦略の骨格は従来から変更はない。すなわち、中核のPIXTAの深耕によるタテ展開と周辺・関連領域へのヨコ展開だ。PIXTAの深耕では従来から定額制販売の強化を軸に取り組んでおり、順調かつ強い伸びが続いている。今後はさらに料金メニューの充実や法人需要の掘り起こしなどに取り組み、成長持続を目指す方針だ。ヨコ展開はfotowaとSnapmartの新規2事業が当面の成長のけん引役と期待される。両事業ともフォトグラファーやクリエイター、コンテンツ数といった事業基盤が着実に拡大している。収益性の面でも単月ベースで利益が出る状況まで来ているが、より大きな飛躍のためには認知度向上や事業基盤拡充などの点で改善余地が残っており、目先の利益にとらわれることなく成長のための先行投資を継続する方針だ。
3. 2017年の先行投資の効果もあり、2019年から2020年にかけて収益拡大基調が続く
2019年12月期通期業績については売上高2,846百万円(前期比13.2%増)、営業利益200百万円(同81.1%増)を計画している。決して簡単な収益計画ではないが2019年12月期第2四半期の順調な進捗もあり、十分達成可能と弊社ではみている。なお、2020年12月期についても、引き続き増収増益の予想が示されると弊社ではみている。同社では2017年12月期からの2年間に大規模な成長投資を行い、2019年12月期からはその回収期かつ高成長軌道への回帰の時期という位置付けにある。一方で、PIXTA事業、新規事業ともに収益拡大のための成長投資案件が数多くあり、収益成長と投資のバランスが求められる状況が続く見通しだ。その結果としてどの程度の成長率を目標としてくるかが注目ポイントだが、弊社では利益ベースで30%〜50%の成長と成長投資の両立は十分可能だとみている。
■Key Points
・PIXTAではクリエイター育成やコンテンツ数拡大などの事業基盤の強化、定額制シフトの加速を目指す
・fotowaでは認知度の向上と、フォトグラファー拡充やプリントサービス導入などの事業基盤の拡充に取り組む
・Snapmartではマーケットプレイスとオンデマンドサービスの2つの収益モデルを生かして成長加速を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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