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アイ・エス・ビー---3Qは2ケタ増収増益、両事業が堅調に推移

注目トピックス 日本株
アイ・エス・ビー<9702>は1日、2019年12月期第3四半期(2019年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比28.3%増の165.90億円、営業利益が同25.2%増の8.47億円、経常利益が同25.6%増の8.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.1%増の4.63億円となった。

情報サービス事業の売上高は前年同期比32.8%増の138.76億円、セグメント利益は同24.6%増の6.73億円となった。「組込み」は引き続き主要メーカからの受注が堅調な車載を中心に、医療、家電業務も手堅く推移した。「業務システム」は放送系業務が、「公共」は自治体を中心とした改元対応等により堅調に推移した。「フィールドサービス」はクラウド関連の構築業務が拡大傾向で推移しており、新規連結会社による売上高の増加額を除いても前年同四半期を上回って推移した。一方で「携帯端末」はメーカによるスマートフォンの開発機種の減少、「モバイルインフラ」は基地局の開発縮小の影響が大きく、前年同四半期を下回る結果となった。セグメント利益は、グループ経営戦略である、ニアショア、オフショアの活用及びパートナー企業との連携等の成果や新規連結会社の影響により、前年同四半期を上回った。

セキュリティシステム事業の売上高は前年同期比9.3%増の27.14億円、セグメント利益は同28.6%増の1.59億円となった。大型の新築案件や既存セキュリティシステムの刷新に伴う施工等、総じて堅調に推移した。また、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」も成果が出始めている。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比29.0%増の225.00億円、営業利益が同9.3%増の9.50億円、経常利益が同6.8%増の9.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.1%増の5.80億円とする期初計画を据え置いている。



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