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今週のマーケット展望「新興市場は活況続く」〜マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

注目トピックス 日本株
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

先週は、マザーズ市場が活況でしたね!日経平均の騰落率が-1.6%だったのに対して、マザーズ指数は+8.1%と、大幅に上昇しました。今週も新興市場の盛り上がりは続くのでしょうか?

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月24日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず広木さんは、『マーケットは世間と少し遅れてお盆過ぎから夏休み入りしたかのようである』と言及。『商いも低調で相場の方向感もはっきりしない』として、『今週も一段と手掛かり材料難で模様眺めの展開か』と予想しています。

さらに、『27−28日にカンザスシティ地区連銀が主催する経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控えていることも余計に様子見のエクスキューズにされやすい』と指摘。

『「ジャクソンホールを見定めたい」とかなんとか。「見定めて」どうする?と突っ込みたくなる。今年はオンライン開催となり、会議はこれまで非公開だったが、今年はインターネットで一般にも公開される。だから確かに例年以上に市場の注目を集めやすいという面はあるかもしれない』と見解を述べています。

そして『今年のジャクソンホールのテーマは「今後10年間の指針??金融政策への示唆」。パウエル議長が初日に講演する。市場の注目は9月のFOMCで導入が決まるかもしれない「フォワード・ガイダンス」の示唆だ』とし、『パウエル議長は具体的な手法に言及するか?その内容次第でマーケットの反応は変わってくる。今週最大のヤマ場である』と考察しています。

また、『ジャクソンホール待ちということもあって主力株は週後半まで手掛けづらい反面、物色の矛先は値動きのよい新興市場に向かうだろう』と広木さんは示唆しています。『先週末、東証マザーズ指数は反発し2018年6月以来の高値を更新した。マザーズ市場全体の売買代金は概算で2765億8200万円と5月下旬以来の高水準だった』と伝え、『大商いで高値を抜いた勢いは今週も続きそうだ』と分析しています。

最後に、『今週のレンジは2万2700円〜2万3300円』として、『下値は25日移動平均がサポートになるだろう』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ




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