イノベーション Research Memo(6):2021年3月期第2四半期累計業績は大幅増収増益
[20/12/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2021年3月期第2四半期累計業績の概要
イノベーション<3970>の2021年3月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比46.0%増の1,361百万円、営業利益で同263.7%増の184百万円、経常利益で同262.6%増の184百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同435.5%増の120百万円と大幅増収増益となり、半期ベースで過去最高業績を更新した。
コロナ禍に対応するため、Web会議ツールなどITを活用してテレワーク体制を整備し、採用活動においてWeb面接を導入するなど、非接触を前提とした企業活動を継続していくための各種ITツールを導入する動きが活発化した。こうしたITツールを「ITトレンド」を通じて比較・検討する企業が急増したことで、オンラインメディア事業の収益が急拡大した。また、ITソリューション事業でもコロナ禍におけるウェビナーの需要拡大によって、「コクリポ」の売上が急増し、収益増に貢献した。
増収効果により売上原価率は前年同期比1.9ポイント低下し、販管費率も同6.2ポイント低下した。金額ベースでは売上原価で同198百万円、販管費で同96百万円増加している。売上原価では、GoogleやYahoo!等の検索エンジンの集客施策への投資や、「List Finder」のプラットフォーム移行及び機能拡充に伴う開発投資を実施したこと、販管費では、営業部門および技術開発部門の体制強化に向けた採用費や人員増に伴う人件費の増加が主因となっている(従業員数は前期末比9名増の97名)。
四半期ベースの業績推移を見ると、2020年3月期第4四半期以降、コロナ禍の影響で収益が大きく伸長しており、四半期売上高では当第2四半期に682百万円と過去最高を更新、営業利益に関しても前第4四半期以降、高水準が続いている。売上高が前第4四半期から増加しているのに対して、利益面ではほぼ横ばい圏で推移しているのは、検索エンジンへの集客施策への投資や人件費、採用費の増加が主な要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
1. 2021年3月期第2四半期累計業績の概要
イノベーション<3970>の2021年3月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比46.0%増の1,361百万円、営業利益で同263.7%増の184百万円、経常利益で同262.6%増の184百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同435.5%増の120百万円と大幅増収増益となり、半期ベースで過去最高業績を更新した。
コロナ禍に対応するため、Web会議ツールなどITを活用してテレワーク体制を整備し、採用活動においてWeb面接を導入するなど、非接触を前提とした企業活動を継続していくための各種ITツールを導入する動きが活発化した。こうしたITツールを「ITトレンド」を通じて比較・検討する企業が急増したことで、オンラインメディア事業の収益が急拡大した。また、ITソリューション事業でもコロナ禍におけるウェビナーの需要拡大によって、「コクリポ」の売上が急増し、収益増に貢献した。
増収効果により売上原価率は前年同期比1.9ポイント低下し、販管費率も同6.2ポイント低下した。金額ベースでは売上原価で同198百万円、販管費で同96百万円増加している。売上原価では、GoogleやYahoo!等の検索エンジンの集客施策への投資や、「List Finder」のプラットフォーム移行及び機能拡充に伴う開発投資を実施したこと、販管費では、営業部門および技術開発部門の体制強化に向けた採用費や人員増に伴う人件費の増加が主因となっている(従業員数は前期末比9名増の97名)。
四半期ベースの業績推移を見ると、2020年3月期第4四半期以降、コロナ禍の影響で収益が大きく伸長しており、四半期売上高では当第2四半期に682百万円と過去最高を更新、営業利益に関しても前第4四半期以降、高水準が続いている。売上高が前第4四半期から増加しているのに対して、利益面ではほぼ横ばい圏で推移しているのは、検索エンジンへの集客施策への投資や人件費、採用費の増加が主な要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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