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新興市場銘柄ダイジェスト:ヨシタケは急伸、リビンTがストップ高

注目トピックス 日本株
<4445> リビンT 3100 +502
ストップ高。オリックス<8591>傘下のオリックス銀行(東京都港区)と顧客紹介に関する業務提携をしたと正午に発表している。オリックス銀行が取引先にリビン・テクノロジーズのSMSハンター(SaaS型SMS配信システム)を紹介し、不動産販売の促進を図る。SMSハンターは、SMSを利用して自動的にメールを配信する不動産業界に特化した追客用SaaSサービス。

<7078> INC 3100 -700
ストップ安。東証が25日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気され、売りが広がっている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とされている。日証金も貸借担保金率を50%(うち現金20%以上)とする増担保金徴収措置を実施した。前日に昨年来高値(4405円)を付けるなど短期間に急騰しており、利益確定売りも株価の重しになっているようだ。

<6281> 前田製作 555 +75
一時ストップ高。前田建設工業<1824>、前田道路<1883>とともに株式移転で共同持株会社を設立し、経営統合すると発表している。3社は共同持株会社の完全子会社となり、9月29日付で上場廃止となるが、共同持株会社は10月1日付で東証1部に上場する予定。前田建設1株に対し共同持株会社1株、前田道路1株に対し共同持株会社2.28株、前田製作所1株に対し共同持株会社0.58株をそれぞれ割り当て交付する予定。

<6488> ヨシタケ 1240 +230
急伸で昨年来高値を更新。3月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位あたりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と株式の流動性を高める。株式分割に伴い、定款を一部変更して発行可能株式総数を2266万5878株から4533万1756株に拡大する。ただ、株式分割後の発行済株式総数は1393万4946株にとどまるため、近い将来の再分割などに期待する見方も出ているようだ。

<7578> ニチリョク 1247 +57
大幅続伸。3月31日を基準日として1株につき5株の割合で分割すると発表している。投資単位あたりの金額を引き下げて投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図る狙い。株式分割に伴い、定款を一部変更して発行可能株式総数を480万株から2400万株に拡大する。分割の割合が大きく、投資家からポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。ただ、買い一巡後は伸び悩む動きとなっている。

<6182> ロゼッタ 2399 +400
ストップ高。子会社のMATRIX(東京都新宿区)がVR(仮想空間)上にリアルタイムの通訳システムを組み込み、英語と中国語を話す人とコミュニケーションが可能になる仕組みを開発したと発表している。米国人と中国人と日本人が会話する際、米国人には全て英語で見え、中国人には中国語で見える。日本人には英語も中国語も日本語で見えるという。今後、言語フリーで商談できる会議室を貸し会議室サービスとして提供する。

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