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ハウスコム---2Q増収、転居需要の盛り返し進むほか成長施策により収益性ポテンシャルも高まる

注目トピックス 日本株
ハウスコム<3275>は28日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)の連結業績を発表した。営業収益は6,637百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益は165百万円の損失(前年同期は130百万円の損失)、経常利益は155百万円の損失(同110百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は119百万円の損失(同150百万円の損失)となった。第2四半期累計の純利益の従来計画は147百万円の損失であったものの、計画よりも28百万円の利益改善がみられた。

主力の不動産関連事業では、営業収益は5,947百万円(前年同期比21.4%増)、セグメント利益は618百万円(同3.3%減)となった。社会経済活動の持ち直しに連動して転居需要の回復プロセスが進行する中、きめ細かい営業施策の工夫の成果もあって仲介件数が前年同期比で6.9%増となったほか、子会社化した宅都の業績加算も寄与した。今後は感染防止策を継続しながら、新成長戦略の下で成長の加速と事業ポートフォリオ見直しのための新サービスの開発などに注力する。

転居需要の盛り返しが進む中、仲介件数が増加するなど事業環境は着実に改善しつつある。同社は新成長戦略の下、事業領域拡大による収益構造の転換や既存事業の競争力強化、既存事業の店舗数増加による規模の拡大などを進めており、収益性のポテンシャルは向上し続けている。需要盛り返しが今後も継続する中、同社の収益は大幅に成長すると弊社は予想する。




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