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フェローテク Research Memo(5):2022年3月期は半導体需要の高まりにより134.4%の営業増益

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2022年3月期の業績概要
(1) 損益状況
フェローテックホールディングス<6890>の2022年3月期業績は、売上高が前期比46.6%増の133,821百万円、営業利益が同134.4%増の22,600百万円、経常利益が同215.9%増の25,944百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同221.9%増の26,659百万円となった。

世界的な半導体不足を背景に、主要顧客である半導体製造装置メーカーやデバイスメーカーからの需要が高まり、売上高は過去最高となった。セグメント別の売上高は、半導体等装置関連が35.4%増、電子デバイスが56.4%増、その他が84.5%増となった。設備投資額は35,378百万円(前期実績14,175百万円)、減価償却費は8,085百万円(同9,155百万円)となった。

売上総利益率は36.4%(前期は33.7%)と改善した。旺盛な需要に支えられて工場稼働率が上がったこと、水面下であったウエーハ子会社が非連結化されたこと、減価償却費が減少したことによる。利益率の改善に加え、増収により売上総利益は48,677百万円(同58.1%増)となった。一方で、ウエーハ子会社の非連結化、国内では引き続きコロナ禍の影響を受けて営業活動等を一時自粛したことなどから、販管費は26,076百万円(同23.3%増)にとどまり、営業利益は前期比で大幅増益となった。

営業外損益については、営業外収益で補助金収入1,266百万円(前期884百万円)、為替差益2,542百万円(前期は889百万円の差損)等を計上し、営業外費用で支払利息809百万円(前期1,477百万円)等を計上した。これらの結果、経常利益の増益率は営業利益より大きくなった。また特別利益として持分変動利益9,327百万円(前期5,284百万円)を計上、特別損失として減損損失404百万円(前期2,100百万円)、事業撤退損925百万円(前期は計上なし)などを計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益を上回る大幅増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)




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