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テリロジーHD Research Memo(9):2023年3月期2Q累計は赤字だが、売上高は順調に推移(2)

注目トピックス 日本株
■テリロジーホールディングス<5133>の業績動向

2. 財務の健全性を維持
財務体質についても健全性を維持している。2023年3月期第2四半期末における資産合計は前期末比288百万円増の6,280百万円、負債合計は同102百万円増の3,653百万円、純資産合計は同186百万円増の2,626百万円となった。特に大きな変動項目はないが、この結果、2023年3月期第2四半期末の自己資本比率は41.4%で同1.2ポイント上昇した。また、流動比率は152.8%(前期末は148.9%)、D/Eレシオ(有利子負債/自己資本)は0.09倍(2022年3月期末は0.11倍)、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は2,306百万円(同1,901百万円)と、いずれも改善した。財務の健全性が維持されていると言えるだろう。

なお、テリロジー(現 同社)は2020年3月期末に14期振りとなる復配を実施(以降、年間5円/株の普通配当を継続、加えて2022年3月期には年間2円/株の特別配当を実施)、2021年3月期にはM&Aで223百万円、2022年3月期には自己株式の取得で249百万円のキャッシュアウトを行っている。こうした株主還元や成長戦略の活発化は、自己資本比率が2018期3月期末の24.4%から2020年3月期末には53.9%へと大幅に上昇し、流動比率も2018年3月期末の99.0%から2020年3月期末には209.4%と十分な支払余力を示す200%超えを達成したことを受けたものと考えられ、財務面に配慮した規律ある企業価値向上戦略が推進されている。

2023年3月期第2四半期末における現金及び現金同等物の残高は2,252百万円となった。各キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは267百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは70百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは194百万円の収入となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)



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