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ネクスグループ Research Memo(5):前年同期比で減収減益となるも、各セグメントの収益性は大きく改善(1)

注目トピックス 日本株
*14:55JST ネクスグループ Research Memo(5):前年同期比で減収減益となるも、各セグメントの収益性は大きく改善(1)
■業績動向

1. 2023年11月期第2四半期の業績概要
ネクスグループ<6634>の2023年11月期第2四半期の連結業績は、売上高が396百万円(前年同期比81.6%減)、営業利益が87百万円の損失(前年同期は474百万円)、経常利益が48百万円の損失(前年同期は545百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が87百万円(前年同期比72.9%減)となった。前期に実施した事業構造改革における不採算事業からの撤退により、前年同期比で売上高は大きく減少している。一方、慢性的な営業赤字の解消と財務基盤の強化が図られたことにより、各段階利益の金額は減少したものの収益性は大きく改善した。また、2023年11月期においても、暗号資産・ブロックチェーン事業で一部暗号資産の売却を行っており営業利益に計上した。

トピックスとしては、IoT関連事業で提供する5Gデータ端末「UNX-05G」が、2023年4月に富士のローカル5Gスタンドアロンシステム「Fujitsu Network PW300」との接続性を検証する「接続検証プログラム」を通過し、接続検証済製品として認定された。ローカル5G基地局の仕様は各企業によって異なり、その中で整合性や接続の可否を含めたテストを通過する必要がある。海外の5Gデータ端末の場合、各企業が提供する基地局ごとにカスタマイズすることは困難であるが、同社が提供する5Gデータ端末ではフレキシブルな対応が可能である。これは、モバイル通信機器に関する技術力を有する、同社の大きな強みであると弊社では考える。ローカル5Gを含む各通信事業者との相互接続性試験も並行して実施しており、引き続き認証取得を拡大する方針だ。また、暗号資産・ブロックチェーン事業では、2023年5月にNCXCのライトペーパーを公開し、ブロックチェーンゲームに特化した「NCXC GameFiプラットフォーム」について訴求している。

2. セグメント別動向
(1) メタバース・デジタルコンテンツ事業
売上高は69百万円(前年同期比377.9%増)、営業利益は4百万円の損失(前年同期は14百万円の損失)となった。メタバース分野については、持分法適用関連会社のワイルドマンで、VR上のアバターを操作するためのメタバースユーザー向けワイヤレス・モーション・トラッキング装置の開発案件が順調に進捗している。デジタルコンテンツ分野については、(株)ポプラ社の「Yomokka!」に1月より作品を提供している。これは、小学校のICT教育向けにパソコンやタブレットの導入が推進され、朝読書や調べ学習などに「Yomokka!」が活用されているという背景がある。足元では『「もしも?」の図鑑 ドラゴンの飼い方』が、閲覧可能な約3,000点中、同社調べの総合PV数ランキングで常にランキング上位をキープするなど、好調な閲覧状況が続いている。同様に、小学校向けサブスクリプションサービスとして(株)ベネッセコーポレーションの「まなびライブラリー」にも4月より作品を提供している。

また、地方創生臨時交付金の活用事例に「図書館パワーアップ事業」が含まれたことを受け、電子書籍を扱う公共図書館は2023年2月時点で669館(2019年は164館)と3年で4.2倍にまで増加しており、市場が急拡大している。同社では、総合出版社である(株)実業之日本社(実業之日本デジタルに電子書籍部門の業務を委託)との関係を生かし、児童書や文芸作品はもとより、レシピ、資格、健康関係といった、電子図書館利用のメインターゲット層である20〜40代女性向け作品を随時投入する方針だ。

その他、同社の主力作品である「静かなるドン」については、マンガの各コマを再編集し効果音とセリフを入れ動画化する「ボイスコミック」という手法でYouTube公式チャンネルを6月下旬にリリースした。マンガアプリを利用していない新たな読者層の獲得にも注力する方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)



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