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ALiNK Research Memo(5):2026年2月期は収益基盤の強化に向けた先行投資の年となる見通し

注目トピックス 日本株
*11:05JST ALiNK Research Memo(5):2026年2月期は収益基盤の強化に向けた先行投資の年となる見通し
■ALiNKインターネット<7077>の今後の見通し

1. 2026年2月期の業績見通し
2026年2月期の業績は、売上高が前期比14.4%増の1,016百万円、営業利益が同56.2%減の19百万円、経常利益が同34.1%減の41百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同98.3%減の1百万円と増収減益の見通しである。売上高計画を事業セグメント別に見ると、tenki.jp事業が同10百万円増、IPプロデュース事業が同60百万円増、その他事業が同56百万円増を見込んでいる。

tenki.jp事業は、前期比10百万円増と微増収に留まる見通しだ。ただ、2024年7月にリリースした「tenki.jp メンバーシップ」の新機能やサービスの追加・アップデートを順次予定しており、ユーザーのエンゲージメントが高まることが期待できる。同サービスは、ユーザーが登録すると天気や防災などに関する情報を個別のライフスタイルに合わせてパーソナライズできる仕組みとなっている。エンゲージメントの向上に伴い、「tenki.jp」のPV数増加による広告収益の増加が見込まれることから、売上高の見通しはやや保守的な印象を受ける。また、2025年3月からは「tenki.jp」アプリのサブスクリプションプラン「tenki.jp ライト」の提供を開始している。月額180円(税込)とリーズナブルな価格設定であり、広告なしで快適に利用することができるほか、ユーザーの現在地に雨雲が接近するとリアルタイムでプッシュ通知を受け取ることができるなどの機能も備えている。現時点では業績への寄与は限定的と見込まれるが、今後課金ユーザー数の拡大が期待される。

IPプロデュース事業では、子会社であるエンバウンドが2025年2月期第2四半期から連結対象となったため、2026年2月期には通期での業績貢献が見込まれる。エンバウンドは現在、「温泉むすめ」を題材としたファン向けのアプリの開発を進めており、2025年冬頃のリリースを計画している。同アプリを通じて、顧客との接点をデジタル上で拡充し、収益基盤の強化を図る方針だ。

その他事業では、太陽光コンサルティング事業において太陽光発電設備の保有により得られる売電収入が安定しており、設備保有数の増加により収益拡大が見込まれる。

利益面においては、tenki.jp事業における「tenki.jpメンバーシップ」及び「tenki.jpライト」の新機能開発やサービスのアップデート、IPプロデュース事業におけるアプリ開発に伴う人件関連費用を中心とした先行投資が影響し、営業利益は減少する見通しである。ただし、これらのサービスの開発が一巡した後は投資回収局面へ移行すると見られ、2027年2月期以降の利益回復が期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)



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