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ストレージ王---3Q大幅な増収、その他不動産取引事業は売上高・利益ともに順調に伸長

注目トピックス 日本株
*15:20JST ストレージ王---3Q大幅な増収、その他不動産取引事業は売上高・利益ともに順調に伸長
ストレージ王<2997>は15日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比103.7%増の16.32億円、営業損失が1.88億円(前年同期は1.80億円の損失)、経常損失が1.97億円(同1.79億円の損失)、四半期純損失が1.26億円(同1.69億円の損失)となった。

トランクルーム運営管理事業の売上高は前年同期比23.0%増の8.05億円、セグメント損失は0.28億円(前年同期は0.21億円の損失)となった。同事業では、トランクルームを利用者に貸し出し、運営・管理を行うことにより利益を得ている。利用者から受領するトランクルーム利用料及びプロパティマネジメント受託収入が売上であり、トランクルームを所有あるいは賃借するコスト及び運営に必要なコストが原価となっている。当第3四半期累計期間は、既存店舗の稼働室数維持・拡大、新規契約者の獲得に努めてきた。また、コンテナ型トランクルームの新規自社保有物件を増やしたことによるトランクルーム販管費が増加した。

トランクルーム開発分譲事業の売上高は同351.1%増の4.62億円、セグメント損失は0.08億円(同0.07億円の損失)となった。同事業では、トランクルームを企画、開発し、不動産投資家に売却することで利益を得ている。売却代金が収入であり、開発に要したコストが原価となる。当第3四半期累計期間は、開発物件仕入の獲得に努めてきた。また、3物件(コンテナ型トランクルームのコンテナ部分)及び1物件(ビルイン型トランクルーム)を投資家へ売却した。

その他不動産取引事業の売上高は同730.5%増の3.64億円、セグメント利益は同99.4%増の0.24億円となった。同事業では、トランクルーム以外の不動産を不動産投資家へ仲介、再販することなどで利益を得ている。仲介手数料または売却代金が主な収入であり、不動産の仲介または仕入に要したコストが原価となる。当第3四半期累計期間は、自社所有の不動産賃料収入が増加した。また、ホテル1物件を投資家へ売却した。

2026年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.2%増の44.00億円、営業利益が同7.6%増の1.85億円、経常利益が同1.2%増の1.73億円、当期純利益が同72.4%増の1.30億円とする期初計画を据え置いている。





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