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フルヤ金属---26年6月期第3四半期は大幅な増収増益、データセンター関連需要や円安進行が追い風

注目トピックス 日本株
*11:44JST フルヤ金属---26年6月期第3四半期は大幅な増収増益、データセンター関連需要や円安進行が追い風
フルヤ金属<7826>は5月13日、2026年6月期第3四半期連結決算を発表した 。売上高は前年同期比83.1%増の747.30億円、営業利益は同109.4%増の173.36億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同114.4%増の116.87億円となった。

情報通信や半導体市場の底堅い設備投資需要を背景に、活発なデータセンター(DC)関連需要を取り込み出荷が増加した 。当期間はハードディスク(HD)向け需要や電極用触媒の需要が急激に立ち上がり、業績を強力に牽引した。年明け以降のルテニウムをはじめとする貴金属市況の上昇や、計画水準より円安で推移した為替相場も輸出採算の改善を通じて業績を大きく押し上げた。同社は高い製造キャパシティで旺盛な需要に対応するほか、新たな研究材料の開発にも注力している。

セグメント別では、電子セグメントの売上高が前年同期比54.3%増の74.07億円となった。米国関税の影響は概ね解消されて足元は復調しており、光通信用アイソレーター向け光学結晶育成装置用ルツボなどで強い引き合いが継続している。薄膜セグメントの売上高は同38.0%増の118.51億円、セグメント利益は同74.4%増 of 60.31億円となった。DC投資を追い風にHD向けスパッタリングターゲットの強い伸びが継続するほか、最先端半導体向けのEUVマスク用ターゲット材も好調だ。

サーマルセグメントの売上高は同21.7%増の43.59億円となった。半導体メーカーの投資再開や増産要請から受注が回復基調にあり、出荷増を見据えて2026年7月竣工予定の新千歳工場建設を計画通り進めている。来年初の稼働開始により生産能力を現状の2倍に引き上げる方針だ。ファインケミカル・リサイクルセグメントは売上高が同2.0%減の186.36億円となったが、セグメント利益は同29.9%増の64.19億円となった。化学プラント向けは緩慢なものの、苛性ソーダ電極向け触媒が急激に立ち上がったほか、有機EL向け化合物も底を打って堅調に推移している。

サプライチェーン支援セグメントは売上高が同255.6%増の146.32億円となった。貴金属価格の上昇から地金需要が高まり、原材料在庫から165億円規模の貴金属販売を実施したことで在庫圧縮の目途が立った。2026年6月期通期は、売上高960.00億円、営業利益225.00億円など全ての項目で過去最高を見込む修正予想を据え置いた。期末配当予想は155.00円へ大幅に増配し、今後も配当性向25%以上を最低基準として機動的な株主還元を推進していく。





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