米国株式相場 上昇、ハイテク中心に買い戻し広がる
[14/04/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は10.27ドル高の16256.14、ナスダックは33.23ポイント高の4112.99で取引を終了した。朝方は揉み合う場面もあったが、昨日までの下落を受けて値頃感から買い戻しの動きが広がった。下落の大きかったハイテクなどに買いが広がる一方、今週から1−3月期決算発表シーズンに入るため、主要企業の業績を見極めたいとの思惑から上値も限られた。セクター別では、公益事業や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやヘルスケア機器・サービスが下落した。
飲料品のドクター・ペッパー・スナップル(DPS)はウェルズ・ファーゴの投資判断引き下げで下落。製薬・バイオ関連には引き続き売りが広がり、ギリアド・サイエンシズ(GILD)やアラガン(AGN)などが軟調推移となった。一方で音響機器メーカーのハーマン・インターナショナル(HAR)はアナリストの投資判断引上げで上昇。携帯端末メーカーのノキア(NOK)は、マイクロソフト(MSFT)への携帯電話部門の売却に関して中国当局承認を得たことで堅調推移となった。
マーケット終了後にアルミニウム大手のアルコア(AA)が発表した決算は、オーストラリアの製錬所閉鎖に伴う費用計上などで赤字となったものの、調整後一株利益が予想を上回り、時間外取引では小幅上昇して推移している。
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