概況からBRICsを知ろう〜ロシア市場は4日続落、ウクライナ情勢の緊迫化で1300の大台割れ寸前
[14/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51817.45 +0.48%
24日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比247.76ポイント高(+0.48%)の51817.45で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは40、値下がり31、変わらず2と買いが優勢。セクター別では、金融や石油・ガスが買われた半面、ヘスルケアや消費財が安い。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。インフレの落ち着きが追加の利上げ懸念をやや後退させた。ゼツリオ・バルガス財団(FGV)は24日、4月22日まで1カ月間の消費者物価指数(IPC-S)が前月比で0.78%上昇し、前月の上昇率0.86%を下回ったと発表。市場予想は0.78%だった。
【ロシア】MICEX指数 1300.54 +2.15%
24日のロシア市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比28.57ポイント安(+2.15%)の1300.54で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは4、値下がり44、変わらず2と売りが優勢。MICEX指数は取引中に一度1300の大台を割り込んだが、終盤に値をやや戻した。
朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢の緊迫化が再びロシア売りにつながった。ウクライナ軍隊が東部ドネツク州の親露デモ隊を強行的に排除し始め、計5人のデモ隊員が死亡したと報じられた。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ軍の強制排除に伴う死亡者が出たことを非難し、国境付近に集結するロシア軍の演習を開始したことを明らかにした。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 2057.03 -0.50%
24日の上海総合指数は続落。総じて軟調に推移し、終値で今月3日以来、3週間ぶりの安値を付けた。前日発表の中国景況感指数を受け、景気の先行き不透明感が残るとの見方が慎重ムードを誘った。また、新規株式公開(IPO)の再開が近いとの見方から需給懸念も根強い。ただ、中国政府が景気の下支えに向けて小規模ながらも対策を継続していることは一定の下支え要因に。指数は2050近辺では下げ渋り、中盤にはプラス圏に切り返す場面もあった。
<FA>
24日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比247.76ポイント高(+0.48%)の51817.45で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは40、値下がり31、変わらず2と買いが優勢。セクター別では、金融や石油・ガスが買われた半面、ヘスルケアや消費財が安い。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。インフレの落ち着きが追加の利上げ懸念をやや後退させた。ゼツリオ・バルガス財団(FGV)は24日、4月22日まで1カ月間の消費者物価指数(IPC-S)が前月比で0.78%上昇し、前月の上昇率0.86%を下回ったと発表。市場予想は0.78%だった。
【ロシア】MICEX指数 1300.54 +2.15%
24日のロシア市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比28.57ポイント安(+2.15%)の1300.54で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは4、値下がり44、変わらず2と売りが優勢。MICEX指数は取引中に一度1300の大台を割り込んだが、終盤に値をやや戻した。
朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢の緊迫化が再びロシア売りにつながった。ウクライナ軍隊が東部ドネツク州の親露デモ隊を強行的に排除し始め、計5人のデモ隊員が死亡したと報じられた。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ軍の強制排除に伴う死亡者が出たことを非難し、国境付近に集結するロシア軍の演習を開始したことを明らかにした。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 2057.03 -0.50%
24日の上海総合指数は続落。総じて軟調に推移し、終値で今月3日以来、3週間ぶりの安値を付けた。前日発表の中国景況感指数を受け、景気の先行き不透明感が残るとの見方が慎重ムードを誘った。また、新規株式公開(IPO)の再開が近いとの見方から需給懸念も根強い。ただ、中国政府が景気の下支えに向けて小規模ながらも対策を継続していることは一定の下支え要因に。指数は2050近辺では下げ渋り、中盤にはプラス圏に切り返す場面もあった。
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