米国株式相場 まちまち、インフレ懸念も引けにかけて上昇、S&P500最高値更新
[14/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は14.84ドル高の16921.46、ナスダックは3.51ポイント安の4359.33で取引を終了した。小動きで始まったものの、FOMC(連邦公開市場委員会)の結果をきっかけとした昨日の上昇を受け利益確定の売りが優勢となった。イラク情勢で原油価格が再び上昇、インフレへの警戒感から金価格も大きく上昇した。但し一部企業決算などが好感されて、引けにかけては下げ幅を縮める展開となった。S&P500指数は連日で過去最高値を更新した。セクター別では、消費者・サービスや公益事業が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売が下落した。
携帯端末メーカーのブラックベリー(BBRY)や食品スーパーのクロガー(KR)が好決算を発表して上昇。ソフトウェアのレッドハット(RHT)も予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。一方で革製品のコーチ(COH)はアナリスト説明会で慎重な見通しを示したことで急落。ネットワーク機器のジュニパー・ネットワークス(JNPR)はみずほ証券の投資判断引き下げで軟調推移。インテリア小売のピア1インポーツ(PIR)は冴えない決算と通年の業績見通しを引き下げたことで大幅下落となった。
マーケット終了後にソフトウェアのオラクル(ORCL)が発表した3-5月期決算は、売上高及び一株利益でアナリスト予想を下回り、時間外取引で下落して推移している。
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