米国株式相場 下落、ポルトガル大手行の経営不安を嫌気
[14/07/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は70.54ドル安の16915.07、ナスダックは22.83ポイント安の4396.20で取引を終了した。ポルトガル大手行の債務不履行懸念で、欧州株式相場が下落した流れを受け、大きく下落して始まった。しかしながら、米国経済や企業業績への影響は限定的との見方から徐々に下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、電気通信サービスや公益事業が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや小売りが下落した。
航空会社のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は好調な4-6月期の旅客実績を発表して上昇した。一方でフローリング(床材)小売のランバー・リクイデーターズ(LL)が業績下方修正を発表して急落。メディアのCBS(CBS)は、経営幹部が自社株を売却したことが嫌気されて下落。アパレルのエルブランズ(LB)は6月の既存店売上高が冴えず、軟調推移となった。
来週から本格化する4-6月期決算の内容を見極めるまでは、積極的に買いが入りにくい状況となっている。
<KG>










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