SEOTOOLSは、サイトのアクセスアップに必要なSEO対策ツールを無料提供中。まずはSEOアクセス解析ツールをご体験下さい。

【ブラジル】ボベスパ指数　54592.75　+1.79％
10日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比958.06ポイント高（+1.79％）の54592.75で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは44、値下がり23、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、石油・ガスや金融が買われた半面、通信や消費財が安い。

終始プラス圏で推移し、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。FIFAワールドカップ（W杯）でのブラジルの惨敗を受け、ルセフ政権の交代期待が高まり、電力や石油・ガスなど国営大手に買いが集中した。ルセフ大統領の執政期間中のブラジル成長率が過去20年間で最低となり、W杯での惨敗が大統領の人気を一気に低下させるとの期待が高まった。

【ロシア】MICEX指数　1494.92　-1.22％
10日のロシア市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比18.46ポイント安（-1.22％）の1494.92で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは6、値下がり43と売りが優勢となった。

朝方は底堅い展開を示したが、その後は下げ幅を徐々に拡大させた。ポルトガルの銀行問題が警戒材料となったほか、国内の金属大手メケル（MTLR）が経営破たんに陥るとの観測がリスク回避の動きを強めた。メケルはズベルバンク（SBER）やガスプロムバンク、VTB銀行（VTBR）のほか、ロシア開発対外経済銀行（VEB）とも交渉を進めていると報じられた。メケルが一部債務の免除を要求したが、VEBがそれを承諾しないとみられている。

【インド】SENSEX指数　25372.75　-0.28％
11日のインドSENSEX指数は3日続落。終盤にマイナス圏に転落した。この日に発表された政府予算に大きなサプライズがなかったことから出尽くし感が意識され、利益確定売りに押された。財務省は、2014年度（15年3月まで1年間）の国内総生産（GDP）に占める財政赤字の割合を4.1％以下に抑える方針を示した。また、税法の遡及適用を変更しないと発表した。一方、財務省は、構造改革などを通じて向こう3-4年の成長率を7-8％まで引き上げる計画を明らかにした。

【中国本土】上海総合指数　2038.34　-0.01％
11日の上海総合指数は小幅続落。終日もみ合い、結局小安い水準で取引を終えた。朝方発表された中国の6月貿易統計が市場予想を下振れたことで、景気回復ペースの遅れが意識された。ただ、政策面での手掛かりも多い中、下値も限定的だった。中国国務院（内閣に相当）は9日の常務会議で、保険会社が各種の手段を通じ、株式・債券市場の発展を支援することを奨励すると表明。これを受け、保険会社による株式投資が拡大するとの観測が浮上している。



＜FA＞