米国株式相場 まちまち、アップル決算を好感、S&P500は最高値更新
[14/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は26.91ドル安の17086.63、ナスダックは17.68ポイント高の4473.70で取引を終了した。前日の決算を受けたアップル株の上昇が投資家心理を改善させたほか、引け後にフェイスブックの決算を控えてソーシャルネットワーク(SNS)関連を中心にモメンタム銘柄に買いが広がった。国際通貨基金(IMF)が米国のインフレは引き続き抑制されているため、連銀は来年半ば以降もゼロ金利を維持できるとの見方を示したことも支援材料となり、S&P500指数は最高値を更新した。ただ「ウクライナ戦闘機が2機撃墜される」との報道を受けてウクライナ情勢悪化への懸念は根強く、上値は限定的となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオが上昇する一方で半導体・同製造装置やメディアが下落した。
携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、2四半期連続の増益決算が好感されて上昇。清涼飲料大手のペプシコ(PEP)や化学大手のダウ・ケミカル(DOW)も堅調な決算を発表して買われた。引け後発表の交流サイト最大手、フェイスブック(FB)は、決算期待からツイッター(TWTR)やリンクトイン(LNKD)など他のSNS関連株と共に堅調推移となった。一方で航空機メーカーのボーイング(BA)や仮想化ソフトメーカーのVMウェア(VMW)は冴えない決算を発表して軟調推移となった。
取引終了後にフェイスブックが発表した4-6月期決算は、売上高および利益が予想を上回り、時間外取引で株価は上昇して推移している。
<KG>










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