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米国株式相場 下落、ウクライナ停戦と雇用統計を前に手仕舞い加速
[14/09/05]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は8.70ドル安の17069.58、ナスダックは10.28ポイント安の4562.29で取引を終了した。欧州中銀の利下げ決定や、近く量的緩和に踏み切るとの見方から買いが先行。8月ISM非製造業景況指数が9年ぶりの高水準となったことも好感された。しかしながら、ウクライナ停戦交渉の行方や、雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から引けにかけて下落に転じる展開となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや食品・生活必需品小売が上昇する一方でエネルギーや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
電気自動車のテスラ・モターズ(TSLA)は、ネバダ州に50億ドル規模の電池工場を建設することが明らかとなり上昇した。一方でエネルギー大手のBP(BP)は、メキシコ湾原油流出事故に関して180億ドルの賠償を命じる判断が下り下落。通信機器メーカーのシエナ(CIEN)は予想を上回る決算を発表したものの、慎重な業績見通しが嫌気されて軟調推移となった。
明日の8月雇用統計では、失業率は6.1%への低下、非農業部門雇用者数は23万人増が予想されている。
＜KG＞
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