概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は続落、ウクライナ大統領の演説を嫌気
[14/09/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 58374.48 -1.24%
18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比733.71ポイント安(-1.24%)の58374.48で取引を終えた。前半は買い優勢で59266.72まで上昇したが、その後売りに転じ、一時58118.28まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは18、値下がりは51であった。
前半の上げは、スイス大手銀行UBSによるレーティング引き上げ(買い)を受けた飲料大手のアンベブSA(ABEV3)がけん引したとの見方。その後、教育大手のエスタシオ・パルチシパソンエス(ESTC3)の売りをきっかけに下げに転じたとされ、レアル安によるインフレ懸念が材料と挙げられている。取引時間内にDatafolaの大統領選世論調査の発表はなかった。
【ロシア】MICEX指数 1448.63 -0.05%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比0.74ポイント安(-0.05%)の1448.63で取引を終了した。売りが継続し安値1443.80をつけた後、一時買い戻しがみられ1460.09まで反発したが、引けにかけて再び売りに押された。指数構成銘柄での値上がりは28、値下がりは20、変わらず2であった。
ロシアの大手企業グループの持ち株会社「システマ」のエフトゥシェンコフ会長が在宅逮捕された影響で、同グループの主力、関連企業の売りが続き、市場の重しとなった。また、ウクライナのポロシェンコ大統領が米議会で演説し、「ロシアは世界の民主主義に脅威を引き起こしている」、などと述べたことも嫌気されたもよう。
【インド】SENSEX指数 27112.21 +1.81%
18日のインドSENSEX指数は大幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.81%(480.92ポイント)高の27112.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.75%(139.25ポイント)高の8114.75で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は上げ幅を急速に拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が支援材料。FOMCが会合後の声明で、予定通り資産買い入れ規模の縮小を発表したが、現行の実質ゼロ金利政策に関しては「相当な期間」継続させる方針を示した。
【中国本土】上海総合指数 2315.93 +0.35%
18日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比8.03ポイント(0.35%)高の2315.93ポイントと反発した。もみ合いのなか上昇する流れ。新規株式公開(IPO)による需給悪化などを懸念し売られる場面がみられたものの、根強い政策期待が相場を支えた。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスを好感。人民銀は18日、定例の公開市場操作(原則として火曜と木曜)でレポ取引を実施し、市中から100億人民元を吸収したが、期日到来分との差し引きでは80億人民元の供給超となった。超過するのは2週ぶりとなる。現地メディアが18日、金融政策委員のコメントを引用し「人民銀が利下げについて判断をする時期ではない」との見解を伝えるなど、金融政策の先行き不安がくすぶっていたが、いったん懸念は薄らいだ。
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18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比733.71ポイント安(-1.24%)の58374.48で取引を終えた。前半は買い優勢で59266.72まで上昇したが、その後売りに転じ、一時58118.28まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは18、値下がりは51であった。
前半の上げは、スイス大手銀行UBSによるレーティング引き上げ(買い)を受けた飲料大手のアンベブSA(ABEV3)がけん引したとの見方。その後、教育大手のエスタシオ・パルチシパソンエス(ESTC3)の売りをきっかけに下げに転じたとされ、レアル安によるインフレ懸念が材料と挙げられている。取引時間内にDatafolaの大統領選世論調査の発表はなかった。
【ロシア】MICEX指数 1448.63 -0.05%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比0.74ポイント安(-0.05%)の1448.63で取引を終了した。売りが継続し安値1443.80をつけた後、一時買い戻しがみられ1460.09まで反発したが、引けにかけて再び売りに押された。指数構成銘柄での値上がりは28、値下がりは20、変わらず2であった。
ロシアの大手企業グループの持ち株会社「システマ」のエフトゥシェンコフ会長が在宅逮捕された影響で、同グループの主力、関連企業の売りが続き、市場の重しとなった。また、ウクライナのポロシェンコ大統領が米議会で演説し、「ロシアは世界の民主主義に脅威を引き起こしている」、などと述べたことも嫌気されたもよう。
【インド】SENSEX指数 27112.21 +1.81%
18日のインドSENSEX指数は大幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.81%(480.92ポイント)高の27112.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.75%(139.25ポイント)高の8114.75で取引を終えた。小幅安で寄り付いた後は上げ幅を急速に拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が支援材料。FOMCが会合後の声明で、予定通り資産買い入れ規模の縮小を発表したが、現行の実質ゼロ金利政策に関しては「相当な期間」継続させる方針を示した。
【中国本土】上海総合指数 2315.93 +0.35%
18日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比8.03ポイント(0.35%)高の2315.93ポイントと反発した。もみ合いのなか上昇する流れ。新規株式公開(IPO)による需給悪化などを懸念し売られる場面がみられたものの、根強い政策期待が相場を支えた。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスを好感。人民銀は18日、定例の公開市場操作(原則として火曜と木曜)でレポ取引を実施し、市中から100億人民元を吸収したが、期日到来分との差し引きでは80億人民元の供給超となった。超過するのは2週ぶりとなる。現地メディアが18日、金融政策委員のコメントを引用し「人民銀が利下げについて判断をする時期ではない」との見解を伝えるなど、金融政策の先行き不安がくすぶっていたが、いったん懸念は薄らいだ。
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