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【ブラジル】ボベスパ指数　56540.50　-0.49％
23日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比277.61ポイント安（-0.49％）の56540.50で取引を終えた。世論調査の決選投票の支持率でルセフ大統領がシルバ候補に並んだことが嫌気され、57332.20から56086.44まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは27、値下がりは41、変わらず1であった。

MDAの世論調査では、第1回投票でのルセフ大統領の支持率が36％(前回38.1％)、シルバ候補が27.4％(同33.5％)、ネベス候補が17.6％(同14.7％)。また、決選投票では、シルバ候補が41％(前回45.5％)、ルセフ大統領が42％(同42.7％)となった(許容誤差2.2％)。

【ロシア】MICEX指数　1429.45　+1.18％
23日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比16.62ポイント高（+1.18％）の1429.45で取引を終了した。寄りの1413.55が安値となり、一時1432.21まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは37、値下がりは12、変わらず1であった。

この日に発表された中国の9月HSBC製造業購買担当者指数（PMI）速報値が、上振れとなったことが好感された。また、今月12日に発動された欧州連合(EU)による追加制裁措置について、この月末から見直しが始まり、いくつか撤回される可能性があるとの期待も買いにつながった。

【インド】SENSEX指数　26775.69　+0.43％
23日のインドSENSEX指数は反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.58％（431.05ポイント）安の26775.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.58％（128.75ポイント）安の8017.55で取引を終えた。朝方は底堅い展開を示したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家（FII）の売り加速が指数の足かせに。FIIは4日連続で売り越したほか、売り越し額はこの日に急拡大した。米国の利上げが2015年中盤に実施されると予測され、利上げが実施されれば、インドを含む新興国市場への打撃が大きいとの見方が優勢になっている。

【中国本土】上海総合指数　2309.72　+0.87％
23日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比19.85ポイント（0.87％）高の2309.72ポイントと反発した。心理的節目の2300を回復する。上海A株指数は20.83ポイント（0.87％）高の2417.99ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.07ポイント（0.41％）高の259.83ポイント、深センB株指数が1.80ポイント（0.19％）高の960.64ポイントで引けた。 国内景気の鈍化懸念が和らぐ。朝方公表の9月HSBC中国製造業PMI（速報値）が50.5となり、事前予想（50.0）から上振れた。指数は指標発表後に上げ幅を広げている。



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