26日の中国本土市場概況:上昇、短期的な過熱感も根強い政策期待が支え
[14/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
26日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比2.61ポイント高(+0.11%)の2347.72ポイントと小幅ながら4日続伸した。年初来高値を連日で更新し、約1年半ぶりの高水準に達している。上海A株指数は2.73ポイント高(+0.11%)の2457.74ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント高(+0.18%)の265.00ポイント、深センB株指数が3.33ポイント高(+0.34%)の974.16ポイントで引けた。
もみ合いのなか買われる流れに。ここのところの上昇で短期的な過熱感はあるものの、根強い政策期待が相場を支えた。共産党第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が来月開かれるため、景気テコ入れ策の思惑が強まっている。また、上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)のスタートを10月に控え、資金流入の期待も続いた。
大型株に目立った動意がみられないなか、本日も中小型株が物色された。原発関連の銘柄が続伸。国家発展改革委員会が近く、中国沿海部の原子力発電プロジェクト4件に対して着工許可を与える見通しと伝えられたことが本日も手がかりになった。発電設備の上海電気集団(601727/SH)が連日でストップ高となり、重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械(601106/SH)が2.2%高(前日はストップ高)で引けている。このほか、上海と香港の「相互乗り入れ」を材料に証券株もしっかり。非鉄など素材関連株などの上げも目立った。
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