米国株式相場 下落、FOMC声明文で労働市場の判断改善を嫌気
[14/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は31.44ドル安の16974.31、ナスダックは15.07ポイント安の4549.23で取引を終了した。引き続き7−9月期の主要企業決算が好感され買いが先行したものの、FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を午後に控え上値も限られた。FOMCでは大方の予想通り量的緩和の終了を決定し、声明文でも現行のゼロ金利は「相当期間」維持するとの文言が残された。しかしながら、労働市場の判断を上方修正したことが嫌気され、FOMCをきっかけに下落に転じたものの、引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、銀行やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で素材や耐久消費財・アパレルが下落した。
タイヤメーカーのグッドイヤータイヤー&ラバー(GT)や、ビデオゲームのエレクトロニック・アーツ(EA)が好決算を発表して上昇。一方で交流サイトのフェイスブック(FB)は予想を上回る決算を発表したものの、投資拡大で利益率の低下懸念で下落。バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズ(GILD)は、決算が予想を下回り軟調推移となった。
マーケット終了後に決済サービスのビザ(V)が発表した決算は、売上高及び利益ともアナリスト予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。
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