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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反落、第2次ルセフ政権への期待から買い先行後に一部個別株の不調で
[14/11/27]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 55098.47 -0.83％
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比462.34ポイント安（-0.83％）の55098.47で取引を終えた。56099.79まで上昇後、54977.20まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは24、値下がりは46であった。
第2次ルセフ政権の新経済チームへの期待から買いが先行したが、その後、一部個別株の不調がボベスパ指数の下押し圧力となった。鉱山大手のヴァーレ(VALE3)が、鉄鉱石価格の低迷が懸念されて下落。製紙大手のフィブリア・セルロース(FIBR3)が、通貨レアル高による海外売上高への影響が懸念され下げたのが目立った。
【ロシア】MICEX指数 1537.43 +0.51％
26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.86ポイント高（+0.51％）の1537.43で取引を終了した。1522.57を安値に上昇が続き、高値引けとなった。
27日(木)の石油輸出国機構(OPEC)総会の開催を控え、サウジアラビアのヌアイミ石油相が、「市場はいずれ自ずと安定化する」と述べたのを受け原油安が進んだことが、MICEX指数を圧迫した。一方、ルーブル安も進んだが、輸出企業が株高となり、それらが引っ張るかたちで指数は反発したもよう。
【インド】SENSEX指数 28386.19 +0.17％
26日のインドSENSEX指数は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比48.14ポイント高（+0.17％）の28386.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15％（12.65ポイント）高の8475.75で取引を終えた。
前半弱含みの展開を示したが、後半に買い戻された。政府が2015年1月までにインド石油ガス公社（ONGC）やコール・インディア（COAL）など国営大手4社の一部株式を市場に放出するとの報道が支援材料。これは国営企業の民営化計画（2014-15年）の一環で、2週以内に詳細が発表されるという。
【中国本土】上海総合指数 2604.35 +1.43％
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.75ポイント高（+1.43％）の2604.35ポイントと5日続伸した。年初来高値を連日で更新し、約3年3カ月ぶりの高水準を切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ。中国人民銀行（中央銀行）の金融緩和スタンスが引き続き支えとなった。人民銀・金融政策委員会の陳雨露・委員は25日、「第4四半期の経済指標を見極めたうえで、追加の利下げと緩和策を検討する」と発言している。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
＜FA＞
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比462.34ポイント安（-0.83％）の55098.47で取引を終えた。56099.79まで上昇後、54977.20まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは24、値下がりは46であった。
第2次ルセフ政権の新経済チームへの期待から買いが先行したが、その後、一部個別株の不調がボベスパ指数の下押し圧力となった。鉱山大手のヴァーレ(VALE3)が、鉄鉱石価格の低迷が懸念されて下落。製紙大手のフィブリア・セルロース(FIBR3)が、通貨レアル高による海外売上高への影響が懸念され下げたのが目立った。
【ロシア】MICEX指数 1537.43 +0.51％
26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.86ポイント高（+0.51％）の1537.43で取引を終了した。1522.57を安値に上昇が続き、高値引けとなった。
27日(木)の石油輸出国機構(OPEC)総会の開催を控え、サウジアラビアのヌアイミ石油相が、「市場はいずれ自ずと安定化する」と述べたのを受け原油安が進んだことが、MICEX指数を圧迫した。一方、ルーブル安も進んだが、輸出企業が株高となり、それらが引っ張るかたちで指数は反発したもよう。
【インド】SENSEX指数 28386.19 +0.17％
26日のインドSENSEX指数は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比48.14ポイント高（+0.17％）の28386.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15％（12.65ポイント）高の8475.75で取引を終えた。
前半弱含みの展開を示したが、後半に買い戻された。政府が2015年1月までにインド石油ガス公社（ONGC）やコール・インディア（COAL）など国営大手4社の一部株式を市場に放出するとの報道が支援材料。これは国営企業の民営化計画（2014-15年）の一環で、2週以内に詳細が発表されるという。
【中国本土】上海総合指数 2604.35 +1.43％
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.75ポイント高（+1.43％）の2604.35ポイントと5日続伸した。年初来高値を連日で更新し、約3年3カ月ぶりの高水準を切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ。中国人民銀行（中央銀行）の金融緩和スタンスが引き続き支えとなった。人民銀・金融政策委員会の陳雨露・委員は25日、「第4四半期の経済指標を見極めたうえで、追加の利下げと緩和策を検討する」と発言している。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
＜FA＞
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