概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反落、欧州株が大幅安
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 56792.05 -0.71%
12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比405.05ポイント安(-0.71%)の56792.05で取引を終えた。57423.61まで上昇した後、56752.57まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは25、値下がりは41であった。
NY原油先物相場が需給見通しの改善思惑から、一時61.15ドルまで上昇した際に、ボベスパ指数も連れ高になったとみられる。しかし、ドイツなど欧州諸国の国債が売られ、急激な金利上昇を嫌気して、欧州株が大幅安となった状況が、その後ブラジル株にも強い下押し圧力になったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1704.62 -0.23%
12日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比3.90ポイント安(-0.23%)の1704.62で取引を終了した。1719.97から一時1689.34まで下落した。
「石油大手のスルグトネフテ(SNGS)が、ロスネフチ(ROSN)の株式の20%弱を取得する計画」との一部報道を受けて、スルグトネフテ優先株(SNGSP)が大きく下落したこと。また、銀行大手のズベルバンク(SBER)も、MSCIロシアインデックスの構成見直しで除外される可能性があるとの見方から、やはり優先株が下落したことが、MICEX指数を圧迫したもよう。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 26877.48 -2.29%
12日のインド株式市場は3日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比629.82ポイント安(-2.29%)の26877.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.38%(198.30ポイント)安の8126.95で取引を終えた。
小動きで寄り付いた後急速に下落し、その後もじりじりと下げ幅を拡大させた。米国債やドイツ国債の利回りの上昇など弱い外部環境が警戒されたほか、通貨ルピーが米ドルに対して約20カ月ぶりの安値を更新したことが、国内からの外資引き揚げ懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 4401.22 +1.56%
12日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比67.64ポイント高(+1.56%)の4401.22ポイントと3日続伸した。心理的節目の4400を回復する。
追加金融緩和の期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)は10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したが(11日付で実施)、「利下げ効果は限定的」との見方が一部で浮上するなか、「預金準備率の引き下げなど、一段の緩和に踏み切る可能性がある」との思惑が広がっている。
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12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比405.05ポイント安(-0.71%)の56792.05で取引を終えた。57423.61まで上昇した後、56752.57まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは25、値下がりは41であった。
NY原油先物相場が需給見通しの改善思惑から、一時61.15ドルまで上昇した際に、ボベスパ指数も連れ高になったとみられる。しかし、ドイツなど欧州諸国の国債が売られ、急激な金利上昇を嫌気して、欧州株が大幅安となった状況が、その後ブラジル株にも強い下押し圧力になったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1704.62 -0.23%
12日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比3.90ポイント安(-0.23%)の1704.62で取引を終了した。1719.97から一時1689.34まで下落した。
「石油大手のスルグトネフテ(SNGS)が、ロスネフチ(ROSN)の株式の20%弱を取得する計画」との一部報道を受けて、スルグトネフテ優先株(SNGSP)が大きく下落したこと。また、銀行大手のズベルバンク(SBER)も、MSCIロシアインデックスの構成見直しで除外される可能性があるとの見方から、やはり優先株が下落したことが、MICEX指数を圧迫したもよう。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 26877.48 -2.29%
12日のインド株式市場は3日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比629.82ポイント安(-2.29%)の26877.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.38%(198.30ポイント)安の8126.95で取引を終えた。
小動きで寄り付いた後急速に下落し、その後もじりじりと下げ幅を拡大させた。米国債やドイツ国債の利回りの上昇など弱い外部環境が警戒されたほか、通貨ルピーが米ドルに対して約20カ月ぶりの安値を更新したことが、国内からの外資引き揚げ懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 4401.22 +1.56%
12日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比67.64ポイント高(+1.56%)の4401.22ポイントと3日続伸した。心理的節目の4400を回復する。
追加金融緩和の期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)は10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したが(11日付で実施)、「利下げ効果は限定的」との見方が一部で浮上するなか、「預金準備率の引き下げなど、一段の緩和に踏み切る可能性がある」との思惑が広がっている。
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