14日の香港株式市場概況:ハンセン指数は小幅高、値ごろ感で買いが入る
[15/05/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
14日の香港市場はまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比37.27ポイント(0.14%)高の27286.55ポイントと3日ぶり反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は83.60ポイント(0.60%)安の13775.95ポイントと3日続落した。売買代金は1266億2500万香港ドル(13日は1442億4700万香港ドル)。
好悪材料が入り混じるなかで、方向感を欠く展開。昨日公表された4月の経済指標が軒並み低調な結果だったものの、ハンセン指数は昨日に約3週ぶりの安値水準に低迷したため、値ごろ感が強まっている。
時価総額上位の金融やエネルギー株に動意がみられないなかで、材料のある選別物色の動きが強まる。ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス最大手の騰訊HD(700/HK)が2.9%高。テンセント1銘柄だけで、指数を74.9ポイント押し上げている。昨日引け後に発表した事前予想を上回る1〜3月期業績が材料視された。
政策支援の動きも追い風。国務院・常務会議は13日、高速インターネット網の建設を加速する方針を確認した。関連事業も含めた総投資額については、今年だけで1兆人民元に上るとの認識が示されている。ネット関連株が軒並み上昇。B2B(企業間取引)サイト運営の慧聡網(280/HK)が6.6%高、オンラインゲーム中堅の網龍網絡(777/HK)が5.9%高と買い進まれた。網龍網絡株は連日で上場来高値を更新している。
通信設備関連の銘柄群も高い。京信通信系統HD(2342/HK)が15.4%、中興通訊(ZTE:763/HK)が3.5%、中国通信服務(552/HK)が3.1%ずつ値を上げた。
半面、自動車セクターはさえない。華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.9%安、長城汽車(2333/HK)が2.2%安、東風汽車集団(489/HK)が1.7%安で引けた。足元で自動車販売の鈍化傾向が鮮明化する中、業績への悪影響が懸念されている。
【亜州IR】
<FA>
好悪材料が入り混じるなかで、方向感を欠く展開。昨日公表された4月の経済指標が軒並み低調な結果だったものの、ハンセン指数は昨日に約3週ぶりの安値水準に低迷したため、値ごろ感が強まっている。
時価総額上位の金融やエネルギー株に動意がみられないなかで、材料のある選別物色の動きが強まる。ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス最大手の騰訊HD(700/HK)が2.9%高。テンセント1銘柄だけで、指数を74.9ポイント押し上げている。昨日引け後に発表した事前予想を上回る1〜3月期業績が材料視された。
政策支援の動きも追い風。国務院・常務会議は13日、高速インターネット網の建設を加速する方針を確認した。関連事業も含めた総投資額については、今年だけで1兆人民元に上るとの認識が示されている。ネット関連株が軒並み上昇。B2B(企業間取引)サイト運営の慧聡網(280/HK)が6.6%高、オンラインゲーム中堅の網龍網絡(777/HK)が5.9%高と買い進まれた。網龍網絡株は連日で上場来高値を更新している。
通信設備関連の銘柄群も高い。京信通信系統HD(2342/HK)が15.4%、中興通訊(ZTE:763/HK)が3.5%、中国通信服務(552/HK)が3.1%ずつ値を上げた。
半面、自動車セクターはさえない。華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.9%安、長城汽車(2333/HK)が2.2%安、東風汽車集団(489/HK)が1.7%安で引けた。足元で自動車販売の鈍化傾向が鮮明化する中、業績への悪影響が懸念されている。
【亜州IR】
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