19日の香港市場概況:ハンセン指数は上昇、本土株高が好感される
[15/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
19日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比102.29ポイント(0.37%)高の27693.54ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が265.22ポイント(1.90%)高の14191.50ポイントと、そろって反発。売買代金は1360億3400万香港ドル(18日は1229億9200万香港ドル)。
本土株高が支え。朝方は弱含む場面が目立ったものの、上海総合指数が上昇幅を広げ一段高となるなか、香港の各指数も徐々に買いの勢いを強めた。欧米の金利高が不安視されるなかで、中国の短期金利が下がっていることなどが買い安心感を誘っている。中国人民銀行(中央銀行)は19日の定例オペ(原則として火曜と木曜)を9回連続(4月21日から)で見送ったものの、上海銀行間取引金利(SHIBOR)は低下基調を崩さず。翌日物は約5年4カ月ぶりの低水準にある。
本土系の銘柄が相場をけん引。H株指数の構成銘柄は、ほぼ全面高となった(40銘柄のうち36銘柄が上昇)。なかでも、金融株の上げが目立つ。海通証券(6837/HK)が5.8%高、中信証券(6030/HK)が3.8%高、新華人寿保険(1336/HK)が4.5%高で引けた。国務院が18日に公布した39カ条にわたる経済改革プラン「2015年・経済体制改革の意見」のなかで、金融改革についても強調していることが支援材料となっている。
インフラ関連株も買われる。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が5.9%高、鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が3.8%高、同業の中国中鉄(390/HK)が3.0%高、建機の中聯重科(1157/HK)が5.5%高と値を上げた。このところ内外でインフラ投資案件が相次いでいることを材料視している。国家発展改革委員会は18日までに、鉄道・軌道交通投資プロジェクト6件を承認した。
【亜州IR】
<FA>
本土株高が支え。朝方は弱含む場面が目立ったものの、上海総合指数が上昇幅を広げ一段高となるなか、香港の各指数も徐々に買いの勢いを強めた。欧米の金利高が不安視されるなかで、中国の短期金利が下がっていることなどが買い安心感を誘っている。中国人民銀行(中央銀行)は19日の定例オペ(原則として火曜と木曜)を9回連続(4月21日から)で見送ったものの、上海銀行間取引金利(SHIBOR)は低下基調を崩さず。翌日物は約5年4カ月ぶりの低水準にある。
本土系の銘柄が相場をけん引。H株指数の構成銘柄は、ほぼ全面高となった(40銘柄のうち36銘柄が上昇)。なかでも、金融株の上げが目立つ。海通証券(6837/HK)が5.8%高、中信証券(6030/HK)が3.8%高、新華人寿保険(1336/HK)が4.5%高で引けた。国務院が18日に公布した39カ条にわたる経済改革プラン「2015年・経済体制改革の意見」のなかで、金融改革についても強調していることが支援材料となっている。
インフラ関連株も買われる。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が5.9%高、鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が3.8%高、同業の中国中鉄(390/HK)が3.0%高、建機の中聯重科(1157/HK)が5.5%高と値を上げた。このところ内外でインフラ投資案件が相次いでいることを材料視している。国家発展改革委員会は18日までに、鉄道・軌道交通投資プロジェクト6件を承認した。
【亜州IR】
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