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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続落、NY原油先物が大幅続落
[15/05/20]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 55498.82 -1.26％
19日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比705.41ポイント安（-1.26％）の55498.82で取引を終えた。56211.95から55027.09まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは21、値下がりは42、変わらず3であった。
米連邦準備理事会(FRB)の第3四半期利上げ観測浮上によるドル高、また、米金融大手ゴールドマンサックスの原油下落見通しを受けて、NY原油先物が大幅続落となったことで、石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)株が大きく下げ、ボベスパ指数を圧迫した。また、鉄鉱石価格の下落による鉱山大手ヴァーレ(VALE3)の株安も、下押し圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1659.36 -1.14％
19日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比19.19ポイント安（-1.14％）の1659.36で取引を終了した。1681.23から1646.86まで下落した。
米国の住宅指標の大幅な改善を受けて、連邦準備理事会(FRB)の第3四半期利上げ観測が浮上。ドル高になったことよる割高感から、ブレント原油先物が2ドルほども下落したことで、ロシアのエネルギー関連株が下落し、MICEX指数を圧迫した。または、米利上げ観測により、新興国からの資金流出・株安への連想が、ロシア株の売り圧力になった。
【インド】SENSEX指数 27645.53 -0.15％
19日のインドSENSEX指数は3日ぶりに小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比41.77ポイント安（-0.15％）の27645.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.10％（8.00ポイント）安の8365.65で取引を終えた。
中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇を受けた反動から利益確定売りがやや優勢。また、弱い経済指標や市中銀行によるインド国債の大量売却報道なども圧迫材料となった。ほかに、外国人投資家（FII）の売り継続が気がかり。FIIはきのう18日までに5日連続の売り越しを記録した。
【中国本土】上海総合指数 4417.55 +3.13％
19日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比134.06ポイント高（3.13％）の4417.55ポイントと3日ぶり反発した。
短期金利の低下が買い安心感を誘う。中国人民銀行（中央銀行）は19日の定例オペ（原則として火曜と木曜）を9回連続（4月21日から）で見送ったものの、上海銀行間取引金利（SHIBOR）は低下基調を崩さず。本日の翌日物は約5年4カ月ぶりの低水準にある。指数は小高く寄り付いた後、ほぼ一本調子で上昇した。
＜FA＞
19日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比705.41ポイント安（-1.26％）の55498.82で取引を終えた。56211.95から55027.09まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは21、値下がりは42、変わらず3であった。
米連邦準備理事会(FRB)の第3四半期利上げ観測浮上によるドル高、また、米金融大手ゴールドマンサックスの原油下落見通しを受けて、NY原油先物が大幅続落となったことで、石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)株が大きく下げ、ボベスパ指数を圧迫した。また、鉄鉱石価格の下落による鉱山大手ヴァーレ(VALE3)の株安も、下押し圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1659.36 -1.14％
19日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比19.19ポイント安（-1.14％）の1659.36で取引を終了した。1681.23から1646.86まで下落した。
米国の住宅指標の大幅な改善を受けて、連邦準備理事会(FRB)の第3四半期利上げ観測が浮上。ドル高になったことよる割高感から、ブレント原油先物が2ドルほども下落したことで、ロシアのエネルギー関連株が下落し、MICEX指数を圧迫した。または、米利上げ観測により、新興国からの資金流出・株安への連想が、ロシア株の売り圧力になった。
【インド】SENSEX指数 27645.53 -0.15％
19日のインドSENSEX指数は3日ぶりに小反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比41.77ポイント安（-0.15％）の27645.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.10％（8.00ポイント）安の8365.65で取引を終えた。
中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は利益確定売りに押された。連日の上昇を受けた反動から利益確定売りがやや優勢。また、弱い経済指標や市中銀行によるインド国債の大量売却報道なども圧迫材料となった。ほかに、外国人投資家（FII）の売り継続が気がかり。FIIはきのう18日までに5日連続の売り越しを記録した。
【中国本土】上海総合指数 4417.55 +3.13％
19日の上海総合指数は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比134.06ポイント高（3.13％）の4417.55ポイントと3日ぶり反発した。
短期金利の低下が買い安心感を誘う。中国人民銀行（中央銀行）は19日の定例オペ（原則として火曜と木曜）を9回連続（4月21日から）で見送ったものの、上海銀行間取引金利（SHIBOR）は低下基調を崩さず。本日の翌日物は約5年4カ月ぶりの低水準にある。指数は小高く寄り付いた後、ほぼ一本調子で上昇した。
＜FA＞
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