21日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、5月HSBC製造業PMIは予想を下回る
[15/05/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
21日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比61.33ポイント(0.22%)安の27523.72ポイントと続落し、本土企業株で構成されるH株指数が103.74ポイント(0.73%)安の14132.16ポイントと3日ぶり反落した。売買代金は1245億1400万香港ドル(20日は1377億7800万香港ドル)。
一段の買い材料に乏しいなかで、売られる流れ。中国の政策期待は根強いものの、本土景気の先行き不安もくすぶっている状況だ。取引時間中に5月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が発表され、前月の48.9から49.1にやや上向いたものの、予想(49.3)には届かず、依然として景況判断の分かれ目となる50を下回っている。また、今月に入り商いが縮小傾向にあることも、投資家の買い意欲を減退させた。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が3.1%安、発電大手の華潤電力HD(836/HK)が2.4%安、天然ガス事業を展開する昆侖能源(135/HK)が1.7%安と下げが目立った。
H株エネルギーセクターもさえない。中国中煤能源(1898/HK)が2.7%安、中国石油天然気(857/HK)が1.6%安、中国石油化工(386/HK)が1.0%安で引けた。
一方、合併観測が再浮上した海運大手2社株は急伸。中国遠洋HD(1919/HK)が8.6%高、中海発展(1138/HK)が4.5%高と買い進まれた。両社が20日引け後、鉱石輸送会社を共同設立すると発表したことを背景に、グループ全体への再編へと広がる可能性が指摘されている。本日のマーケットでは、他の海運株も逆行高で推移した。
【亜州IR】
<FA>
一段の買い材料に乏しいなかで、売られる流れ。中国の政策期待は根強いものの、本土景気の先行き不安もくすぶっている状況だ。取引時間中に5月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が発表され、前月の48.9から49.1にやや上向いたものの、予想(49.3)には届かず、依然として景況判断の分かれ目となる50を下回っている。また、今月に入り商いが縮小傾向にあることも、投資家の買い意欲を減退させた。
ハンセン指数の構成銘柄では、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が3.1%安、発電大手の華潤電力HD(836/HK)が2.4%安、天然ガス事業を展開する昆侖能源(135/HK)が1.7%安と下げが目立った。
H株エネルギーセクターもさえない。中国中煤能源(1898/HK)が2.7%安、中国石油天然気(857/HK)が1.6%安、中国石油化工(386/HK)が1.0%安で引けた。
一方、合併観測が再浮上した海運大手2社株は急伸。中国遠洋HD(1919/HK)が8.6%高、中海発展(1138/HK)が4.5%高と買い進まれた。両社が20日引け後、鉱石輸送会社を共同設立すると発表したことを背景に、グループ全体への再編へと広がる可能性が指摘されている。本日のマーケットでは、他の海運株も逆行高で推移した。
【亜州IR】
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