概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は米株式市場の下落を受け小反落
[15/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 55112.05 +0.38%
21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比211.03ポイント高(+0.38%)の55112.05で取引を終えた。54526.08まで下落した後、上昇に転じ、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは31、値下がりは34、変わらず1であった。
この日発表のブラジルの4月失業率が6.4%まで上昇したことを受けて(予想は6.3%、3月が6.2%)、内需関連や一部金融関連株が売られ、ボベスパ指数はまず下落した。しかし、その後は、燃料販売価格の改善観測や、NY原油先物の大幅続伸を受けて、石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が株高となり、指数を押し上げたもよう。
【ロシア】MICEX指数 1659.33 +1.37%
21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比22.47ポイント高(+1.37%)の1659.33で取引を終了した。1632.44から1663.15まで上昇した。
前日の取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)4月議事録が、タカ派的ではなかったとの見方が、ロシア株の買い材料になった可能性。また、ブレント原油先物が、需給思惑による買いに、一時66.88ドルまで上昇したこと(前日引け65.03ドル)。ロシアの経済開発省が、2015年の経済成長見通しを-2.5%としたことも(IMFは-3.4%)、好感されたもよう。
【インド】SENSEX指数 27809.35 -0.10%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比27.86ポイント安(-0.10%)の27809.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.03%(2.25ポイント)安の8421.00で取引を終えた。
買いが先行した後は利益確定売りに押され、引けまで弱含みの展開となった。最近の上昇で足元では高値警戒感が高まっているほか、前日の米株式市場の下落を受け、積極的な買いは手控えられた。国内では、国内総生産(GDP)の先行指標といわれる4月のインフラ産業8業種の生産高や、今年1-3月期のGDPが来週に発表されるため、慎重ムードが継続した。
【中国本土】上海総合指数 4529.42 +1.87%
21日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.13ポイント高(+1.87%)の4529.42ポイントと3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ。産業支援策が相次ぐなか、投資家のセンチメントが上向いた。足元の売買代金が増加傾向にあることを背景に、株式相場の先高感も強まっている。なお、取引時間中に発表された5月のHSBC中国製造業PMI(速報値)は、予想(49.3)よりも低い49.1という結果。PMIの公表後に弱含む場面がみられたものの、徐々に買い戻しが入り、引けにかけて上げ幅を広げている。上海総合指数は今年4月に付けた約7年ぶりの高値(4572ポイント)に迫った(本日の高値は4530ポイント)。
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21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比211.03ポイント高(+0.38%)の55112.05で取引を終えた。54526.08まで下落した後、上昇に転じ、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは31、値下がりは34、変わらず1であった。
この日発表のブラジルの4月失業率が6.4%まで上昇したことを受けて(予想は6.3%、3月が6.2%)、内需関連や一部金融関連株が売られ、ボベスパ指数はまず下落した。しかし、その後は、燃料販売価格の改善観測や、NY原油先物の大幅続伸を受けて、石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が株高となり、指数を押し上げたもよう。
【ロシア】MICEX指数 1659.33 +1.37%
21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比22.47ポイント高(+1.37%)の1659.33で取引を終了した。1632.44から1663.15まで上昇した。
前日の取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)4月議事録が、タカ派的ではなかったとの見方が、ロシア株の買い材料になった可能性。また、ブレント原油先物が、需給思惑による買いに、一時66.88ドルまで上昇したこと(前日引け65.03ドル)。ロシアの経済開発省が、2015年の経済成長見通しを-2.5%としたことも(IMFは-3.4%)、好感されたもよう。
【インド】SENSEX指数 27809.35 -0.10%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比27.86ポイント安(-0.10%)の27809.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.03%(2.25ポイント)安の8421.00で取引を終えた。
買いが先行した後は利益確定売りに押され、引けまで弱含みの展開となった。最近の上昇で足元では高値警戒感が高まっているほか、前日の米株式市場の下落を受け、積極的な買いは手控えられた。国内では、国内総生産(GDP)の先行指標といわれる4月のインフラ産業8業種の生産高や、今年1-3月期のGDPが来週に発表されるため、慎重ムードが継続した。
【中国本土】上海総合指数 4529.42 +1.87%
21日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.13ポイント高(+1.87%)の4529.42ポイントと3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ。産業支援策が相次ぐなか、投資家のセンチメントが上向いた。足元の売買代金が増加傾向にあることを背景に、株式相場の先高感も強まっている。なお、取引時間中に発表された5月のHSBC中国製造業PMI(速報値)は、予想(49.3)よりも低い49.1という結果。PMIの公表後に弱含む場面がみられたものの、徐々に買い戻しが入り、引けにかけて上げ幅を広げている。上海総合指数は今年4月に付けた約7年ぶりの高値(4572ポイント)に迫った(本日の高値は4530ポイント)。
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