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【ブラジル】ボベスパ指数　64924.52　+0.96％
31日のブラジル株式市場は上昇。主要指標のボベスパ指数は前日比616.89ポイント高(+0.96％)の64924.52で取引を終えた。65054.43まで上昇した後、一時64311.51まで下落した。ボベスパ指数はこの日、2012年4月以来の高値を更新して取引を終えた。

地方選における連立与党の躍進が支援材料となり、テメル政権による構造改革や財政の立て直しに対する期待が高まった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株のサポート材料。一方、指数は積極的に上値を追う勢いはみられなかった。原油価格の下落を受け、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。

【ロシア】MICEX指数　1989.64　+0.40％
31日のロシア株式市場は強含み。主要指標のMICEX指数は前日比7.88ポイント高(+0.40％)の1989.64で取引を終了した。1992.48から1976.29まで下落した。

指数ウエートの高いガスプロム（GAZP）の上昇などが指数をサポートした。政府は今年、同社に対して増配を求めるとの報道が好感された。報道通りなら1株当たりの配当額は昨年の7.89ルーブルから18.86ルーブルまで拡大する。また、金属大手セヴェルスターリの好調な四半期決算も同セクターの支援材料。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせになった。11月に開催される石油輸出機構（OPEC）総会では、石油減産合意の先行き不透明感が強まっていることが圧迫材料となった。

【インド】
休場

引けにかけて下げ渋る展開となった。通信・IT関連の上げ渋りは株価指数の上昇をやや抑制した。一部銘柄の四半期決算が嫌気されたようだ。また、外国人投資家（FII）の売り継続も圧迫材料。FIIはきのう28日までに5日連続の売り越しとなった。

【中国本土】上海総合指数　3100.49　-0.12％
週明け31日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.78ポイント安（-0.12％）の3100.49ポイントと4日続落した。

マーケットからの資金流出を警戒。マーケットからの資金流出を警戒。先週24〜28日の1週間だけで、本土市場から929億人民元の資金が域外に流れたと伝えられた。本土投資家が割高なA株を敬遠している??との不安もくすぶっている。



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