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概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は5日続伸、通貨ルーブル安で輸出大手に買いが広がる
[17/04/27]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 64861.92 -0.44％
26日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比286.43ポイント安(-0.44％)の64861.92で取引を終えた。65436.30まで上昇した後、一時64679.05まで下落した。
中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、弱い経済指標も足かせに。4月のFGV消費者信頼感指数は前月の85.3から82.2まで低下し、市場予想の87.0を下回った。ほかに、不透明な政治環境がブラジルの成長を鈍化させるとの指摘も嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2026.92 +1.43％
26日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比28.51ポイント高(+1.43％)の2026.92で取引を終了した。2031.08から1994.52まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。通貨ルーブル安の進行を受け、輸出大手に買いが広がり、指数を押し上げた。プーチン大統領はこの日、米ドル買い・ルーブル売り介入を実施すると示唆したことを受け、ルーブルの対米ドル為替レートは下落。また、利下げ期待が高まっていることも引き続き好感された。28日に開催される金融政策決定会合では、ロシア中央銀行が利下げに踏み切るとみられている。
【インド】SENSEX指数 30133.35 +0.63％
26日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比190.11ポイント高(+0.63％)の30133.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.25ポイント高(+0.49％)の9351.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。両指数ともにこの日、過去最高値を更新して引けた。通貨ルピー高の進行を受け、国内外の機関投資家によるインド株の買いが活発となった。統計によると、今年に入ってから海外機関投資家と国内機関投資家は、それぞれ計4288億6000万ルピー（約7419億円）、1780億ルピーのインド株を取得したという。
【中国本土】上海総合指数 3140.85 +0.20％
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.28ポイント高（+0.20％）の3140.85ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、6.55ポイント高（+0.20％）の3288.93ポイントで取引を終えている。
年金資金の流入が追い風。北京や上海など中国の7省市では、すでに新規定に基づく養老保険基金（年金基金）の運用がスタートした。人力資源社会保障部が25日行った記者会見によれば、7省市の地方政府が運用を委託した資金の規模は計3600億人民元（約5兆8100億円）。うち1370億人民元（約2兆2100億円）の運用を始めたという。これまで国債と銀行預金に限定されていた資金の運用先について、新規定では株式・ファンドにも拡大された。
＜CS＞
26日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比286.43ポイント安(-0.44％)の64861.92で取引を終えた。65436.30まで上昇した後、一時64679.05まで下落した。
中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、後半は売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、弱い経済指標も足かせに。4月のFGV消費者信頼感指数は前月の85.3から82.2まで低下し、市場予想の87.0を下回った。ほかに、不透明な政治環境がブラジルの成長を鈍化させるとの指摘も嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2026.92 +1.43％
26日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比28.51ポイント高(+1.43％)の2026.92で取引を終了した。2031.08から1994.52まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を急速に拡大させた。通貨ルーブル安の進行を受け、輸出大手に買いが広がり、指数を押し上げた。プーチン大統領はこの日、米ドル買い・ルーブル売り介入を実施すると示唆したことを受け、ルーブルの対米ドル為替レートは下落。また、利下げ期待が高まっていることも引き続き好感された。28日に開催される金融政策決定会合では、ロシア中央銀行が利下げに踏み切るとみられている。
【インド】SENSEX指数 30133.35 +0.63％
26日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比190.11ポイント高(+0.63％)の30133.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.25ポイント高(+0.49％)の9351.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。両指数ともにこの日、過去最高値を更新して引けた。通貨ルピー高の進行を受け、国内外の機関投資家によるインド株の買いが活発となった。統計によると、今年に入ってから海外機関投資家と国内機関投資家は、それぞれ計4288億6000万ルピー（約7419億円）、1780億ルピーのインド株を取得したという。
【中国本土】上海総合指数 3140.85 +0.20％
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.28ポイント高（+0.20％）の3140.85ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、6.55ポイント高（+0.20％）の3288.93ポイントで取引を終えている。
年金資金の流入が追い風。北京や上海など中国の7省市では、すでに新規定に基づく養老保険基金（年金基金）の運用がスタートした。人力資源社会保障部が25日行った記者会見によれば、7省市の地方政府が運用を委託した資金の規模は計3600億人民元（約5兆8100億円）。うち1370億人民元（約2兆2100億円）の運用を始めたという。これまで国債と銀行預金に限定されていた資金の運用先について、新規定では株式・ファンドにも拡大された。
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