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概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は反落、原油価格の下落が嫌気
[17/11/30]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 72700.45 -1.94％
29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1439.27ポイント安（-1.94％）の72700.45で取引を終えた。74514.86から72700.45まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が圧迫材料となり、資源の一角に売りが広がった。また、欧米市場が不安定な展開を示したことも足かせに。国内では、弱い経済指標が嫌気された。10月の財政収支は304億9400万レアル（1兆529億円）の赤字となり、市場予想（257億5300万レアルの赤字）以上の赤字となった。
【ロシア】MICEX指数 2124.08 -1.18％
29日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比25.37ポイント安(-1.18％)の2124.08で取引を終了した。2150.88から2120.24まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が嫌気され、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。また、欧米市場が不安定な値動きを示したことも警戒材料。国内では、政府が炭化水素分野への適用税率を引き上げる方向で動いているとの報道が関連銘柄の売り手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 33602.76 -0.05％
29日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比15.83ポイント安(-0.05％)の33602.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.95ポイント安(-0.09％)の10361.30で取引を終えた。
プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。成長見通しの下方修正が圧迫材料となった。DBS銀行は最新リポートで、2017年度（18年3月まで1年間）の成長予想をこれまでの6.8％から6.6％まで下方修正した。物品・サービス税（GST）の導入に伴う経済活動が一時停止していたほか、政府による財政支援の余地が限られていると指摘した。ただ、DBSは、2018年度のインドの成長率が7.2％まで加速すると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3337.86 +0.13％
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.21ポイント高（+0.13％）の3337.86ポイントと続伸している。
中国の重要会議を前に相場の安定期待が強まる流れ。翌年度の経済政策方針を決める「中央経済工作会議」が近く開催されるとみられるなか、当局が相場を安定させるとの思惑が強まっている。証券当局が投信会社に対し、「公募投信の売り越し禁止」を窓口指導したと前日に伝えられた。ただ、上値は重い。金融監督管理の強化が依然として警戒され、指数はマイナス圏で推移する場面もあった。
＜NH＞
29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1439.27ポイント安（-1.94％）の72700.45で取引を終えた。74514.86から72700.45まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が圧迫材料となり、資源の一角に売りが広がった。また、欧米市場が不安定な展開を示したことも足かせに。国内では、弱い経済指標が嫌気された。10月の財政収支は304億9400万レアル（1兆529億円）の赤字となり、市場予想（257億5300万レアルの赤字）以上の赤字となった。
【ロシア】MICEX指数 2124.08 -1.18％
29日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比25.37ポイント安(-1.18％)の2124.08で取引を終了した。2150.88から2120.24まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が嫌気され、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。また、欧米市場が不安定な値動きを示したことも警戒材料。国内では、政府が炭化水素分野への適用税率を引き上げる方向で動いているとの報道が関連銘柄の売り手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 33602.76 -0.05％
29日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比15.83ポイント安(-0.05％)の33602.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.95ポイント安(-0.09％)の10361.30で取引を終えた。
プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。成長見通しの下方修正が圧迫材料となった。DBS銀行は最新リポートで、2017年度（18年3月まで1年間）の成長予想をこれまでの6.8％から6.6％まで下方修正した。物品・サービス税（GST）の導入に伴う経済活動が一時停止していたほか、政府による財政支援の余地が限られていると指摘した。ただ、DBSは、2018年度のインドの成長率が7.2％まで加速すると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3337.86 +0.13％
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.21ポイント高（+0.13％）の3337.86ポイントと続伸している。
中国の重要会議を前に相場の安定期待が強まる流れ。翌年度の経済政策方針を決める「中央経済工作会議」が近く開催されるとみられるなか、当局が相場を安定させるとの思惑が強まっている。証券当局が投信会社に対し、「公募投信の売り越し禁止」を窓口指導したと前日に伝えられた。ただ、上値は重い。金融監督管理の強化が依然として警戒され、指数はマイナス圏で推移する場面もあった。
＜NH＞
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