概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値下がり、米国の追加関税に警戒感
[18/09/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 76416.01 -0.63%
6日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1323.74ポイント高(+1.76%)の76416.01で取引を終えた。74986.42から76533.41まで上昇した。
狭いレンジでもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。通貨レアルが対米ドルで続伸したことが好感され、ブラジル株に買いが広がった。また、10月に予定される大統領選挙の最有力候補とみられているジャイル・ボウソナロ氏(右派の元陸軍将校)が刺された事件について、同氏への同情から支援者が増加するとの観測もサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2320.65 -0.03%
6日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比0.68ポイント安(-0.03%)の2320.65で取引を終了した。2342.02から2320.08まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は引け間際にマイナス圏に転落した。海外市場の下落が足かせとなり、終盤に再び売り優勢となった。また、米中通商交渉の難航なども警戒材料。一方、政府が2018年の原油輸出予想を1%引き上げたことが好感された。
【インド】SENSEX指数 38242.81 +0.59%
6日のインドSENSEX指数株式市場は反発。前日比224.50ポイント高(+0.59%)の38242.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.95ポイント高(+0.52%)の11536.90で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、通貨ルピーが米ドルに対して反発したことも支援材料。このほか、インド準備銀行(中央銀行)がルピー買い・ドル売りを介入するとの観測がルピーの先安感をやや緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 2691.59 -0.47%
6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.74ポイント安(-0.47%)の2691.59ポイントと続落した。
米国の追加関税に警戒感。中国の知的財産権侵害に対抗する米国の制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象)は、週内にも発動されるとの見方が強まっている。米商務省が5日公表した7月の貿易赤字は501億ドルと前月から拡大し、うち対中赤字は368億ドルと過去最大を記録。米国は通商交渉で一段と強硬姿勢に出る??との不安も高まった。ただ、大きく売り込む動きはみられない。「相場の下落局面では、国家隊(政府系ファンドなど)が買い支えに入る」との思惑が根強いなか、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
6日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1323.74ポイント高(+1.76%)の76416.01で取引を終えた。74986.42から76533.41まで上昇した。
狭いレンジでもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。通貨レアルが対米ドルで続伸したことが好感され、ブラジル株に買いが広がった。また、10月に予定される大統領選挙の最有力候補とみられているジャイル・ボウソナロ氏(右派の元陸軍将校)が刺された事件について、同氏への同情から支援者が増加するとの観測もサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2320.65 -0.03%
6日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比0.68ポイント安(-0.03%)の2320.65で取引を終了した。2342.02から2320.08まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は引け間際にマイナス圏に転落した。海外市場の下落が足かせとなり、終盤に再び売り優勢となった。また、米中通商交渉の難航なども警戒材料。一方、政府が2018年の原油輸出予想を1%引き上げたことが好感された。
【インド】SENSEX指数 38242.81 +0.59%
6日のインドSENSEX指数株式市場は反発。前日比224.50ポイント高(+0.59%)の38242.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.95ポイント高(+0.52%)の11536.90で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、通貨ルピーが米ドルに対して反発したことも支援材料。このほか、インド準備銀行(中央銀行)がルピー買い・ドル売りを介入するとの観測がルピーの先安感をやや緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 2691.59 -0.47%
6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.74ポイント安(-0.47%)の2691.59ポイントと続落した。
米国の追加関税に警戒感。中国の知的財産権侵害に対抗する米国の制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象)は、週内にも発動されるとの見方が強まっている。米商務省が5日公表した7月の貿易赤字は501億ドルと前月から拡大し、うち対中赤字は368億ドルと過去最大を記録。米国は通商交渉で一段と強硬姿勢に出る??との不安も高まった。ただ、大きく売り込む動きはみられない。「相場の下落局面では、国家隊(政府系ファンドなど)が買い支えに入る」との思惑が根強いなか、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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