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侮るなかれ。スタンプラリーに大人たちがハマるワケ【Book】
[19/03/20]
提供元：株式会社フィスコ
提供元：株式会社フィスコ
実日ブックレビュー
スタンプラリー。学校の旅行系イベントで定番のアレ。
大抵の人がお子様時代に体験したことのある企画型ゲームであり、基本的に「子供が夢中になって集める」というイメージが強いかもしれない。
しかし、今やスタンプラリーはむしろ大人たちの間で空前のブームとなっている。
先日、先輩に
「ねえねえ、「○剣乱舞」って知ってる？スタンプラリーやってきたんだけど、好きだったらあげよっか？」と聞かれ、
「(んえええええええ？！？！！！どいういうことですかっ詳しく詳しく！！ちょうど特別列車“快速 燭台切光忠” に乗りた〜いと思ってたところなのですよーーー！)
え、知ってますよ！私4年目ユーザーですよ？欲しいです。」と、冷静に(見せかけて、いや見せられていないかもだが)答えたところだ。
なんでも、たまたま先輩が利用する沿線でスタンプラリーが開催されており、20代〜30代くらいの若い女子達から大人の男性までが、並んでスタンプを押す光景を見て一緒に交じって押してみたのだという。
もちろん先輩は、「刀剣○舞」のことなんて知らない。
「やりたかったけど、どうしようかな〜」と迷っていた筆者にとっては、まさに棚からぼた餅状態。やったぜ！
---※ここからは余談(という名の布教ターイム)、特別読む必要はないので飛ばそう---
◎「刀剣乱舞」とは・・・
簡単に言うと歴史を変えようとする悪の組織から、正しき歴史を守るため「審神者(さにわ)」(＝ゲームユーザー)と呼ばれる能力者が刀剣に宿る付喪神を顕現して戦う???
というシュミレーションゲームである。
この付喪神はいわば刀剣の擬人化で、多種多様な系統のイケメン男子たちであるのだ
が、リリース直後にあまりの人気にゲームサーバーの争奪戦にもなった。
当時大学生だった筆者は、このために大学から全速力で走って汗だくになったのにも
かかわらず、熾烈な闘いに負けて1か月間泣いて過ごしたことはいい思い出だ・・・。
(当時は新規サーバーが1か月後にならないと開設されなかった)
現在は、アプリゲームの配信によりスマホで気軽にプレイできるようになり、
日本刀自体に関心が向けられ「刀剣修復プロジェクト」であっさりと4500万円集まる
など、今やアニメ化、2.5次元舞台化、映画化、という流れから、その経済効果は絶大
である。
「刀剣乱舞」のアニメである「刀剣乱舞-花丸-」のスタンプラリーは、3月24日まで
なので、興味のある方はぜひ・・・！
------------------------------------------------------------------------------
・・・というのは、数あるうちの１つの例であるが、このような所謂「大人のスタンプラリー」が各地で企画・開催されている。
実は筆者も先日、山手線沿線で「キ○肉マン」のスタンプラリーが開催されているのを見た。一見すると子供向けのようにも見えるが、この作品は40年も前に人気少年雑誌で連載されていたもの。当然ファンのほとんどは・・・。
現にスタンプを熱心に押していたのは筆者の父親と同じくらいのおじさんであった。
こういった大人向けのスタンプラリーの代表的なものといえば、おばさま達からうら若いガールズの間で人気の(ずいぶんと高尚な言い方にはなっているが)「御朱印集め」だと思う。
“御朱印ガール”なんていう言葉まであるという。
確かに、「ポイント」と「パワースポット」というフレーズが大好きな女性たちにとってその2つが組み合わさったような御朱印はさぞ魅力的な“スタンプ”であるに違いない。
そんな御朱印集め大好き！な方におすすめの1冊がこちら。
本書『神様と縁結び 東京＆関東 開運神社の御朱印ブック』には、関東1都6県にある15世紀以前に創設された神社から選び抜かれた個性的な御朱印が紹介されている。
ちなみに弊社には、御朱印にまつわる書籍がほかにも刊行されている。
その中からなぜこの1冊を選んだのかというと、「思い人である異性との縁結び」ではなく「神様との縁結び」というフレーズが、素敵で気に入ったからだ。
完全に筆者の個人的な好みである。
他にも、『京都ステキな御朱印ブック』もあるので京都に行くのであれば是非そちらを。
御朱印は、ただそのお寺や神社に参拝しに行った“証”の意味を持つだけではない。
神社ライターである久能木紀子さんの言葉によれば御朱印はいわば「神様の分霊」。
その土地の神様と縁を結んだ証でもあるのだ。
まさに、神様との縁結び。
これを知ったらますますご利益がありそうで、集めたくならない？
実は、筆者も寺社仏閣好きが高じてちょっと前に御朱印帳を買ったのだが、いざ神社行くぞ！となった時に限って、毎回見つからない。
すごい良さげなの鎌倉で買ったのに！
いたずら好きの神様に隠されていたりして・・・。
今度ちょっと本気で探してみるか。
(実業之日本社 販売マーケティング本部 王 佳那)
『神様と縁結び 東京＆関東 開運神社の御朱印ブック』 久能木紀子 著／ブルーガイド編集部 編 1500円＋税 実業之日本社
＜HH＞
大抵の人がお子様時代に体験したことのある企画型ゲームであり、基本的に「子供が夢中になって集める」というイメージが強いかもしれない。
しかし、今やスタンプラリーはむしろ大人たちの間で空前のブームとなっている。
先日、先輩に
「ねえねえ、「○剣乱舞」って知ってる？スタンプラリーやってきたんだけど、好きだったらあげよっか？」と聞かれ、
「(んえええええええ？！？！！！どいういうことですかっ詳しく詳しく！！ちょうど特別列車“快速 燭台切光忠” に乗りた〜いと思ってたところなのですよーーー！)
え、知ってますよ！私4年目ユーザーですよ？欲しいです。」と、冷静に(見せかけて、いや見せられていないかもだが)答えたところだ。
なんでも、たまたま先輩が利用する沿線でスタンプラリーが開催されており、20代〜30代くらいの若い女子達から大人の男性までが、並んでスタンプを押す光景を見て一緒に交じって押してみたのだという。
もちろん先輩は、「刀剣○舞」のことなんて知らない。
「やりたかったけど、どうしようかな〜」と迷っていた筆者にとっては、まさに棚からぼた餅状態。やったぜ！
---※ここからは余談(という名の布教ターイム)、特別読む必要はないので飛ばそう---
◎「刀剣乱舞」とは・・・
簡単に言うと歴史を変えようとする悪の組織から、正しき歴史を守るため「審神者(さにわ)」(＝ゲームユーザー)と呼ばれる能力者が刀剣に宿る付喪神を顕現して戦う???
というシュミレーションゲームである。
この付喪神はいわば刀剣の擬人化で、多種多様な系統のイケメン男子たちであるのだ
が、リリース直後にあまりの人気にゲームサーバーの争奪戦にもなった。
当時大学生だった筆者は、このために大学から全速力で走って汗だくになったのにも
かかわらず、熾烈な闘いに負けて1か月間泣いて過ごしたことはいい思い出だ・・・。
(当時は新規サーバーが1か月後にならないと開設されなかった)
現在は、アプリゲームの配信によりスマホで気軽にプレイできるようになり、
日本刀自体に関心が向けられ「刀剣修復プロジェクト」であっさりと4500万円集まる
など、今やアニメ化、2.5次元舞台化、映画化、という流れから、その経済効果は絶大
である。
「刀剣乱舞」のアニメである「刀剣乱舞-花丸-」のスタンプラリーは、3月24日まで
なので、興味のある方はぜひ・・・！
------------------------------------------------------------------------------
・・・というのは、数あるうちの１つの例であるが、このような所謂「大人のスタンプラリー」が各地で企画・開催されている。
実は筆者も先日、山手線沿線で「キ○肉マン」のスタンプラリーが開催されているのを見た。一見すると子供向けのようにも見えるが、この作品は40年も前に人気少年雑誌で連載されていたもの。当然ファンのほとんどは・・・。
現にスタンプを熱心に押していたのは筆者の父親と同じくらいのおじさんであった。
こういった大人向けのスタンプラリーの代表的なものといえば、おばさま達からうら若いガールズの間で人気の(ずいぶんと高尚な言い方にはなっているが)「御朱印集め」だと思う。
“御朱印ガール”なんていう言葉まであるという。
確かに、「ポイント」と「パワースポット」というフレーズが大好きな女性たちにとってその2つが組み合わさったような御朱印はさぞ魅力的な“スタンプ”であるに違いない。
そんな御朱印集め大好き！な方におすすめの1冊がこちら。
本書『神様と縁結び 東京＆関東 開運神社の御朱印ブック』には、関東1都6県にある15世紀以前に創設された神社から選び抜かれた個性的な御朱印が紹介されている。
ちなみに弊社には、御朱印にまつわる書籍がほかにも刊行されている。
その中からなぜこの1冊を選んだのかというと、「思い人である異性との縁結び」ではなく「神様との縁結び」というフレーズが、素敵で気に入ったからだ。
完全に筆者の個人的な好みである。
他にも、『京都ステキな御朱印ブック』もあるので京都に行くのであれば是非そちらを。
御朱印は、ただそのお寺や神社に参拝しに行った“証”の意味を持つだけではない。
神社ライターである久能木紀子さんの言葉によれば御朱印はいわば「神様の分霊」。
その土地の神様と縁を結んだ証でもあるのだ。
まさに、神様との縁結び。
これを知ったらますますご利益がありそうで、集めたくならない？
実は、筆者も寺社仏閣好きが高じてちょっと前に御朱印帳を買ったのだが、いざ神社行くぞ！となった時に限って、毎回見つからない。
すごい良さげなの鎌倉で買ったのに！
いたずら好きの神様に隠されていたりして・・・。
今度ちょっと本気で探してみるか。
(実業之日本社 販売マーケティング本部 王 佳那)
『神様と縁結び 東京＆関東 開運神社の御朱印ブック』 久能木紀子 著／ブルーガイド編集部 編 1500円＋税 実業之日本社
＜HH＞
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