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【プレスリリース】国連エイズ会合:各国政府はHIV/エイズ治療拡大に向けた政策合意を

2011年6月7日

国境なき医師団(MSF)

国連エイズ会合:各国政府はHIV/エイズ治療拡大に向けた政策合意を

ニューヨークで開催中の第65回国連総会において、8日からHIV/エイズ対策について協議するハイレベル会合が開催される。最新の臨床結果によって、早期段階で抗レトロウイルス(ARV)薬治療を開始することで感染のリスクを96%抑えられることが明らかになり、治療は感染予防の一環であることが示されたいま、国境なき医師団(MSF)は加盟国政府が治療を受けられずにいる900万人に2015年までに治療を提供することに同意するよう訴える。

MSFのHIV/エイズ政策顧問、シャロナン・リンチは6日の記者会見で次のように語った。「数週間にわたる協議の末、各国政府は2015年までに1500万人へのHIV/エイズ治療を目指すとする提案に合意するでしょうか? 意欲的な治療目標が設定され、それを実行に移すことが必要です。HIV/エイズのまん延を止めるために必要な資金や措置を各国が持ち合わせていなければ意味はないのです」

しかし、主要な資金拠出国のうち数ヵ国は、HIV/エイズ対策に向けた資金拠出に反対している。MSFの必須医薬品キャンペーンのディレクター、ティド・フォン・シェーン・アンゲラー 医師は語る。
「過去10年間で、私たちはHIV/エイズ治療によって患者の命を救えることを現場で目にしてきました。治療が感染予防の一環であることが実証されたいま、治療を行うことで地域全体をHIV感染から守ることができます。このような画期的な臨床結果を、新規感染を予防する政策に反映させないことは、現実に疎いとしか言えません。協議に参加する各国は、HIV/エイズのまん延に変革をもたらす力を持っているのです」

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の最新の報告では、2020年までに1200万人の新規感染および740万人の死亡を防ぐためには、2015年までに220億ドル(約1兆7800億円)の拠出が必要だとしている。これにより、年間の新規感染者数を2009年の250万人から2015年には100万人に減少することができるとしている。しかしその一方で、2009年と2010年のエイズ対策の支援金は減少し、HIV/エイズ対策の主要な資金拠出機関である「米国大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)」や「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)」は資金不足に陥っている。

各国政府はまた、治療薬を患者の手の届く価格にすることも必要である。医薬品の特許付与の増加は、新しい薬の価格に影響を及ぼし、新しい混合薬は第一世代の薬の50倍近くの価格である。各国政府は、安価なジェネリック薬の製造や輸出、輸送を妨げる貿易政策の推奨を直ちに停止すべきである。このような政策はインドと欧州連合(EU)間で協議中の自由貿易協定などの複数の貿易政策に含まれている。

アンゲラー医師は語る。
「10年前、治療薬は手の届かない価格であったため、患者は私たちの診療所に死の寸前でやってきました。安価なジェネリック薬のおかげで、私たちは治療で命が救えることを目にしてきました。富裕国はHIV/エイズ対策に取り組むと明言しながら、人びとの命を救うために必要な安価なジェネリック薬の供給を妨げる貿易政策を推進することは止めるべきです」

各国政府はまた、同性愛者や薬物使用者、性産業従事者など社会的に疎外されたHIV感染者グループを対象にした対策の実行に反対することも止めるべきである。南アフリカ共和国のHIV陽性者団体「Treatment Action Campaign」のノンコシ・クマロ代表は語る。
「各国首脳は、彼らが抱える現実に、いま目を向けるべきです。HIVに感染するリスクが最も高いこのような人びとを対象にした治療と予防の取り組みは、彼らの存在を認めない限り意味を成しません」

MSFは現在19ヵ国で17万人に抗レトロウイルス(ARV)薬治療を提供している。MSFのHIV/エイズ治療プログラムで使用するARV薬の80%以上がインド製のジェネリック薬である。
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